Waseda Weekly早稲田ウィークリー

学生注目!

IVANさん「『性的マイノリティー』は社会の中心でキラキラしている」 早大広研「1/13プロジェクト」を開催

早稲田には、まだ向き合ってない「変」がある

早稲田大学の公認サークル「広告研究会」の企画・運営による、性的マイノリティーに ついて考えるきっかけを持ってもらうイベント「1/13プロジェクト」(早稲田大学GSセンター共催)が7月3日(月)~7月11日(火)にかけて早稲田 と戸山の両キャンパスで行われました。「早稲田には、まだ向き合ってない『変』がある」をテーマに、両キャンパスに作成した大型ポスターやのぼりを設置 し、「恋愛」や「好き」について早大生に行ったインタビューなどをまとめた冊子約2500部を発行しました。また、トップモデルとして「パリコレ」の舞台 にも立ったタレント・IVAN(アイバン)さんを招いた講演会も開催しました。

 

講演会に参加した学生と記念撮影をするIVANさん

会期中の7日、早稲田キャンパス3号館で行われたIVANさんの講演会には約300名の学生が訪れました。広告研究会副幹事長の政治経済学部3年・古畑徹(ふるはた・てつ)さんが司会となって「LGBT」とは何かについて説明し、自分自身がゲイであること来場者に告白。大学2年の春に所属する広告研究会でカミングアウトし、サークルメンバーがありのままに受け入れてくれたエピソードを紹介しました。

司会・古畑さんとの軽妙な掛け合いで、会場を沸かせた

IVANさんは中学生から現在までの男性を中心とした恋愛遍歴や、外見や立ち振る舞いが原因で受けていた学校でのいじめ、カミングアウト前はメディアの前ではしゃべらないようにしていたことなどを赤裸々に語りました。講演後の質疑応答では、IVANさんは「好きな男性を振り向かせる方法」や「人生に前向きになれたきっかけ」など、学生からのさまざまな質問に答えていました。

「女の子の水着を着ないとプールには入れません」
IVANさん、母の愛でプラス思考に

「固定観念を変えていくのは、こういうイベントなのだと思います」

自分の母親は、早くに気が付いてくれて、どうやってのびのび育てられるか、どうやって傷つけずに育てられるかを悩んで、カウンセリングにも行っていました。私が学校のプールを嫌がったときも「女の子の水着を着ないとプールには入れません」と、学校に言ってくれました。母親のおかげで、プラス思考で生きて来ることができました。

もし、自分の子どもがLGBTだったら親はどう思うか。三重県津市でLGBTに関して講演したとき、そこですてきな光景を目の当たりにしました。お母さんとお父さんと一緒に参加して、私の話を聞いて「僕もこの人と一緒だよ」と、その場でカミングアウトする子どもが何人もいたんです。泣きそうになりました。カミングアウトできない人がいたら、こういうイベントに親を連れてきて参加すると良い。「こういうことだったのか」と親の理解が深まります。自分が話すのが難しい場合は、誰かの話を聞いてもらうなど、色んなカミングアウトの仕方があります。

古畑さんの恋の話にテンションが上がるIVANさん

日本では、「オネエ」=「笑われる(オチ)」。これを承知した上で私はテレビ局のスタジオに入って、笑いをとっています。これが日本でのとらわれ方ですが、正直言って日本はまだダサい。欧米ではゲイもレズビアンもトランスジェンダーも、すごいリスペクトされている。皆が好きな服のブランド、皆がまねしているヘアメイクさんの髪型とか、最先端のものを持ってくる人に性的マイノリティーはたくさんいて、社会の中心でキラキラしている人がすごく多い。日本はまだ、こうしたことを発信できていない。それを変えていくこと、固定観念を変えていくのは、こういうイベントなのだと思います。

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