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学生注目!

全国大会で銀賞! ハモる男の声「コール・フリューゲル」

「何より大切なのは、自分たちの音楽を楽しむこと」

公認サークル「コール・フリューゲル」
幹事長 政治経済学部 3年 梅山 桂佑(うめやま・けいすけ) (右)
学生指揮者 社会科学部 3年 山崎 和也(やまざき・かずや) (左)

創設から67周年を迎える男声合唱団の公認サークル「コール・フリューゲル」。2015年11月21日に開催された「第68回全日本合唱コンクール全国大会<大学ユース合唱の部>」で、2012年以来3年ぶりに東京都代表として出場し、銀賞受賞を果たした同サークル幹事長の梅山さんと学生指揮者の山崎さんに、全国大会の感想やサークルに対する思いを伺いました。

──全国大会 <大学ユース合唱の部> 銀賞を受賞されたお気持ちは?

梅山:私たちは賞にこだわって活動しているわけではなく、自分たちの音楽を楽しむことを何よりも大切にしているので、銀賞を受賞したことよりも、全国大会という大きな舞台で自分たちが練習してきたことを発揮できる機会をいただけたことがうれしかったですね。普段は定期演奏会を中心に活動しているため、このような大会で審査員の方に自分たちの演奏を客観的に評価していただけて、とても貴重な一日となりました。

──ご自身で振り返ってみて、どの点が評価されたと思いますか?

梅山:選曲だと思いますね。当時の学生指揮者の提案で『永訣(えいけつ)の朝』という曲を選びました。死にゆく妹をみとるという宮沢賢治の詩が、非常に具体的で情景を想像しやすかったこと、作曲者の西村朗氏がその詩に付けた曲もまた素晴らしかったこと、そして、現代詩という少し難しいジャンルではあったのですが、その曲が私たちの演奏スタイルと合っていたことが評価につながった点かなと捉えています。

全国大会の直前練習の様子

──全国大会では他大学との交流やその他の楽しみなどはありましたか?

梅山:全国大会の出場が決まった段階でコール・フリューゲル主催の懇親会を企画し、あらかじめ他の出場校へ声を掛けました。当日は全国のさまざまな出場校から70~80人の学生が集まり、懇親会の終わりには合唱団に所属していれば誰もが知っている愛唱歌をみんなで歌って盛り上がりました。また、昨年の全国大会は長崎で開催されたのですが、自由時間も比較的多く取れたため、観光も兼ねて満喫できました(笑)。

金賞の中でも最優秀賞となる、東京都合唱連盟理事長賞を受賞した東京都合唱コンクールにて

──男声合唱の魅力、また逆に難しいと感じる点は?

梅山:男声は女声よりもうまく聞こえるようになるまでに時間がかかりますが、ある程度歌えるようになってくると、倍音(※)が多いので女声よりも表現豊かにハモることができるのが魅力です。きれいにハモれた時は、自分で歌っていても気持ちが高ぶります。

山崎:中学生のクラス合唱などでも分かると思いますが、混声合唱の場合は女声の方が裏声を使うこともあって、より美しく聞こえるんです。男声合唱の場合は基本的に地声なので、いかにきれいに聞かせることができるか、というのが永遠の課題ですね。

──今後のサークルとしての目標や夢を聞かせてください。

山崎:今年積極的に取り組んでいるのが「みんなで決めていこう」という目標です。選曲や運営に関しても会合を何回か開いて、部員全員の意見で進めていこうと努力しています。

梅山:
歴史のあるサークルなので、OBにプロの指揮者やピアニストがいるなど、環境にはとても恵まれています。そのことを存分に生かして、最高に音楽を楽しめるサークルにしていきたいなと思っています。あとは、ぜひ新入生にたくさん入ってもらいたいですね。経験者はもちろん、初心者の方でも私たちが全力でサポートします。

(※)基本となる音の周波数(基音)の整数倍の音(振動)のこと。声の音色に大きく関わる

2015年12月に行われた定期演奏会にて

第640回

【プロフィール】
公認サークル「コール・フリューゲル」
2015年10月に開催された東京都合唱コンクールで金賞の中でも最優秀賞となる、東京都合唱連盟理事長賞を受賞し、全国大会に出場。各種演奏会の他、NHK全国音楽コンクール<高校の部>の課題曲の模範演奏も行うなど、幅広く活動している。
コール・フリューゲルWebサイト:
http://chorfluegel.5com.info/

【写真右】梅山:群馬県出身。県立高崎高等学校卒業。男声合唱を始めた高校時代からコール・フリューゲルの定期演奏会に足を運び、大学生になったら入会したいと考えていた。早稲田大学に入学していなかったとしても、コール・フリューゲルはインカレサークルなので入会していた可能性があったというほどのファン。

【写真左】山崎:神奈川県出身。早稲田大学高等学院卒業。中学まではサッカー部に所属していたが、高等学院でグリークラブに入会し、学生指揮者を始める。通常、演奏会本番の指揮はプロのOBが行うが、定期演奏会では学生指揮者が1ステージ(4~5曲)を担当するので、普段の練習の見せどころとなる。

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