Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早稲田の学問

早稲田のMBAで学ぶメリットは?

WASEDAのMBAで学ぶ

大学院経営管理研究科 修士課程 1年
小山 佳峻(こやま・よしたか)

早稲田大学のMBAコースである経営管理研究科においては、経営戦略やファイナンス、マーケティングなど、経営に関する領域について幅広く学びます。また、私の所属する課程である夜間主プロフェッショナルでは、入学時から専門分野に関するゼミで学びを深めます。その中で私は、人材・組織マネジメントを学ぶ、杉浦正和教授のゼミに所属し、研究を行っています。ゼミでは、企業をはじめとした、およそ人(人材)と、人の集まり(組織)の振る舞いについて、定性的・定量的に分析し、人材・組織を活性化させるためのマネジメントについて研究します。

現在私は、勤務先の一般企業で人事を担当しています。人事は企業の経営にとって重要な要素であると考えていますが、反面、人事も、数ある経営課題の一つであり、その他の経営に関する事柄との関係性を抜きにして人事のことだけを考えていては本質を見誤ると思い、広く経営全般に関して学ぶ必要性を感じていました。その上で、人事の分野について、より科学的に理解したいと思い、経営管理研究科で学ぼうと思いました。

ゼミではケータリングで昼食を取ることもあります(後列右から4番目が筆者)

働きながら学ぶことの利点は、学問と実務の行き来をリアルタイムで行えることです。ゼミや授業で学んだことを、翌日の仕事の中で考えることができ、時に実践できることです。このように、理論と実践の両輪を同時に回せることが最大のメリットだと思います。

経営管理研究科では、各方面において現役で活躍されている方々と共に学ぶことができます。実際に、同級生の方々は、技術者や経営者、医師など、実に多様なバックグラウンドを持っています。夜間のコースだけでなく、全日制グローバルや1年制総合といったコースがあり、シンガポールのNanyang Technological University(シンガポール国立ナンヤン理工大学)とのダブルディグリーを取得するコースもあります。このコースの学生は、世界各国から集まっており、さまざまな授業などを通じて、彼らと共に学び、交流を深めることができるのも魅力です。

シンガポールのナンヤン理工大学での夏期集中講座にて

シンガポールのナンヤン理工大学での夏期集中講座にて

今後は、この研究科で学ぶことや共に学ぶ仲間との出会いを大切にしながら、人材・組織と経営を取り巻く問題に関する知見を身に着け、修了後も「考え続けるための土台」を築きたいと思います。その上で、物事を多面的に捉え、判断できる人になりたいと思っています。

【ある日のスケジュール】
  • 同級生とワセメシにも行きます

    同級生とワセメシにも行きます

    7:00 起床

  • 10:00 ゼミ
  • 12:00 他のゼミ生と共に昼食
  • 13:00 授業
  • 16:15 中央図書館で勉強(授業の予習や課題に取り組みます)
  • 20:00 グループワーク(グループ発表の準備を行います)
  • 我が家の書棚の一部

    我が家の書棚の一部

    22:00 グループワークのメンバーなど、同級生と軽い食事

  • 24:00 帰宅
  • 25:00 就寝

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日はほぼ毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

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