Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早稲田の学問

スポーツ活動中の薬の服用

スポーツ科学研究科修士課程2年
佐藤 文香 (さとう あやか)

私の研究テーマは「痛み止めを飲んで運動することで起こる腎臓の血流の減少を測定する」です。痛み止めの副作用には胃腸障害や腎障害があり、腎障害は薬の副作用によって、腎臓への血流が下がることが原因で起こります。スポーツ選手が飲む機会の多い痛み止めですが、運動中の服薬は、一般的な薬の働きとは違った作用をしてしまうことがあるのです。

私は薬学部を卒業してから、薬局や病院で薬剤師として働き、スポーツ科学研究科に進学しました。薬剤師には「スポーツファーマシスト」という認定資格があります。競技者に対して、薬の安全な服用を指導する薬剤師を指します。私はこのスポーツファーマシストとして、競技者のコンディショニングをサポートできるように勉強していきたいと思います。

スポーツ科学研究科には、スポーツという共通のテーマをさまざまな分野から研究している人がいて、薬学が専門の私にとってはとても新鮮でした。入学しなければ出会えなかったたくさんの人が研究に協力してくれたり、いろいろなことを教えてくれたりしています。これからも修士論文の完成に向けて頑張りたいと思います。

超音波診断装置を使って、自転車エルゴメーターでの運動中に腎臓の血流速度を測定する実験を行っています

 

大学到着

【ある日のスケジュール 】

  • 06:30 起床
  • 07:30 登校 理想的には小手指駅8時発のバスを目指しています
  • 08:30 大学到着
  • 09:00 TA or 研究
  • 12:00 昼食 研究室のみんなと食堂へ
  • 13:00 授業 or 研究
  • 19:00 帰宅  体形維持のために週2~3回スポーツジムへ通います
  • 20:00 夕食準備140528_ww1344_P4_研究まっしぐら4
  • 21:00 夕食を食べつつくつろぐ時間
  • 23:00 入浴
  • 24:00 就寝

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