国際コミュニケーション研究科修士課程1年
ユリア・ゴロバヤ
私は、映画評論・女性解放論・日本史などの複合的視点のアプローチから、主に第二次世界大戦前後の日本映画について研究しています。
日本映画の中の女性には、どんなイメージを抱いていますか。女性像クターには、さまざまな既成概念が表れているのではないでしょうか。私がこの研究テーマを選んだきっかけは多くありますが、印象的だったことは、強い心を持った女性が男性監督により描かれていることでした。映画で映し出された女性解放の姿も男性監督ならでは、と感じます。例えば、溝口健二・小津安二郎・成瀬巳喜男などは「フェミニスト監督」であるといえるのではないでしょうか。また、「大和撫子(やまとなでしこ)」についても研究しています。映画の中で表現された「女性らしい」しぐさと態度とはどのようなものでしょうか。劇中の「お母さん」「芸者」「娘」「ホステス」などのキャラクターとしぐさは、現実に即しているでしょうか、それとも異なるでしょうか。
私の研究は、日本映画の理論的知識と新しい視点の紹介を目的としています。これにより、かつて日本人監督が世界の映画界に強いインパクトを与えた要因を再発見してほしいと思います。
【ある日のスケジュール】
- 07:00 起床・メールチェック
- 09:00 登校、ゼミの準備
- 11:00 音楽教室でピアノの練習
- 13:00 昼食
- 14:00 中央図書館で研究テーマに関する書籍閲覧
- 15:00 近くのカフェでコーヒーブレーク
- 16:30 授業
- 18:00 竹橋のフィルムセンターで映画鑑賞
- 21:00 帰宅
- 22:30 映画評論を読んだり、日本文化について英語のブログをアップ
- 24:00 就寝