政治学研究科博士後期課程2年
大道寺 隆也 (だいどうじ りゅうや)
現代世界では、個別の国家が単独では対処できない問題がたくさんあります。そこで、国際連合(国連)や欧州連合(EU)といったさまざまな国際機構が活動しています。
ところが、国際機構の政策が、不正義をもたらす場面も出てきました。例えば、国連から突如「お前はテロリストだ」と名指しされて資産凍結を受け、監視される─こんな映画のような事態が、実際に起きています。
こうした国際機構がもたらす不正義を、個別の国家が正すことは容易ではありません。それならば、国際機構同士の関係に着目してみよう─これが、私が研究している《国際機構間関係》論の考え方です。特に、国連・EU・欧州審議会(CoE)の関係を中心に分析しています。
普段は、さまざまな機構の公式文書を収集する一方で、国際政治学や国際法学の文献を読みあさっています。
将来は、国際的に通用する研究者になりたいです。2014年2月、豪州でのワークショップで報告する機会を頂きました。そこで優秀プレゼンテーション賞を受賞したことは、自信につながりました。今後も地道に実力を付けていきたいと思っています。
【ある日のスケジュール】
- 11:00 起床・メールチェック
- 13:00 喫茶店で資料・文献読み 近所のコメダ珈琲店は常連です。
- 16:30 ゼミに出席
- 10:30 ゼミ後、研究仲間と食事
- 23:00 帰宅後、「学術的文章の作成」指導員業務 学部生のレポートにアドバイスします。
- 02:00 論文執筆 読み→外、書き→家、と分けています。
- 05:00 就寝