演習Ⅰ (脳と心とスポーツ)
スポーツ科学部4年 高島 祐太 (たかしま ゆうた)
私が所属するゼミでは、内田 直 (うちだ すなお)教授の下で、主にスポーツと睡眠について学んでいます。このゼミでは私が今まで当たり前だと思っていたことの間違いに気が付くことがありました。例えば、一般的に運動をするとよく眠れると思われがちですが、必ずしもそうとはいえないのです。このように、睡眠について知っているようで知らないことが非常に多いということが分かります。
そもそも私がなぜこのゼミを選んだかというと、一日の睡眠時間を6時間とすると、人間の一生の4分の1は睡眠時間なのです。睡眠は一生を考える上で非常に大きな要素であるように思います。それなのに睡眠についてあまりしっかりと考えたことがないことに気が付きました。それから徐々に睡眠に興味がわき、このゼミで学ぶことに決めました。他には内田教授が担当している「スポーツ医学C」や「スポーツカウンセリング」で、内田教授の授業に興味を持ったことも理由です。「演習Ⅰ(脳と心とスポーツ)」の履修を考えている方は、関連性のあるそれらの授業も合わせて履修すると、より学びが深まると思います。
ゼミでは睡眠の基礎から学ぶことができます。よく耳にするレム睡眠とノンレム睡眠とは何なのか、レム睡眠とノンレム睡眠は睡眠中にどのように出現するのかなど、日々の睡眠に関係することを学べます。私自身、日々の睡眠の質を高めるために、寝る直前の入浴を控えたり、起床後すぐにカーテンを開けて朝日を浴びるなど、いくつかのことを意識するようになりました。なぜ1限の授業がつらいのか、なぜお昼ご飯の後の授業では非常に眠くなるのかなど、睡眠について知ることで、学生生活がより充実したものになることもあるのではないでしょうか。