Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早稲田の学問

(328)政治と経済の両面から考察する国際政治経済

 遠矢ゼミ「国際政治経済学演習α」

政治経済学部3年 原島 愛子 (はらしま あいこ)

遠矢ゼミ_原島愛子

「国際経済における価値の無形化」(モノから無体物へ)と「国際政治におけるパワーの無形化」(物理的パワーから非物理的パワーへ)という二つのトレンドを視野に入れて新しい国際関係論(国際政治経済学)を考えよう、というのが遠矢ゼミのテーマです。

遠矢ゼミ最大の特徴は、多様な興味を持った人が数多く在籍している点に尽きます。興味の対象はめいめい、日中関係やコンテンツ産業、観光業界などで、ゼミ生皆の意見が飛び交うディスカッションが展開されるので、多角的に物事を考察できる面白みを毎回実感しています。

私がとりわけ関心を持っているのは、南北格差や、途上国と先進国の関係についてです。大好きなエンターテインメントやアートに関連したビジネスで途上国と先進国の双方に利益をもたらし、その分野における南北格差からの脱却、最終的には途上国の社会問題の解決ができないかを考えています。

遠矢ゼミは週2回のゼミを3、4年生合同で行っています。サブゼミでは4年生のリードで本ゼミのための準備を行い、本ゼミではそれを踏まえたプレゼンテーションやディスカッションを展開するのですが、遠矢 浩規 (とおや ひろき)教授はここぞというときに助け舟を出してくださったり、最後に総括してくださったりします。

多様な範囲の興味、個性を丸ごと受け入れてくれるこの遠矢ゼミに特別な愛着を持っているゼミ生も多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人です。気さくで茶目っ気たっぷりの遠矢教授は日頃からゼミ生との距離を縮めてくださっているので、懇親会や合宿といった活動も楽しく行っています。ゼミへの参加を通してあらためて、政治経済学部で学べる喜びを感じています。

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