Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早稲田の学問

(323)多様化するメディアを考察する

広報関係論Ⅰ

教育学部4年 飯嶋 悠子 (いいじま ゆうこ)

飯嶋さん031

授業は講義形式で行われます。毎時間、先生の板書を用いた講義を踏 まえ、事後レポートの提出が課題です。授業では過去の写真や映画などを具体例に挙げた丁寧な説明に加え、関連する文献の紹介や資料の配布などもあり、積極的に学び、興味や関心を深めることができます。

授業内容に関しては、まず「イメージとは何か」ということを学び、その後「イメージの移動」や「イメージの受容プロセス」の変化を歴史的文脈で捉えます。さらに、コミュニケーション過程の理解からメディアの機能についての考察を行います。現在多様化しているメディアについて考えるにあたって有効であるさまざまな視点を得ることができたように思います。

そもそも私は、人が生活する中で視覚情報が与える影響は非常に大きいと感じ、それら視覚的要素が関連する人間同士のやりとりについて、理論的な理解、考察をしたいと考えていました。しかし切り込み方をつかめないでいる状況で、本講義を受講しました。そのため、普段私たちが何気なく使用しているけれど、実際に言葉の定義は難しいとされる「コミュニケーション」や「イメージ」、「メディア」の概念そのものについて考える段階から取り組めた、本講義はとても有意義でした。

伊藤教授は非常に気さくなお人柄です。授業後に質問しに伺うと快く答えてくださいます。本授業は演習ではないのでそれほど教授との関わりは多くありませんが、学生の提出したレポート内容を次回講義の内容に反映いただけることもしばしばあり、学生の学ぶ意欲に積極的に応えてくれる授業であると感じています。

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