地元民でいきましょう。
国際教養学部 2年 澤岻 恭太(たくし・きょうた)
私は春休みに、出身地である沖縄で早稲田大学地域交流フォーラムに参加しました。地域交流フォーラムは、早稲田大学に入学を考えている高校生やその保護者、また、既に入学している学生の保護者と早稲田大学について、私たち学生のプレゼンテーションを交えながら情報交換などをする場です。
私は所属している国際教養学部での学生生活について写真を交えて発表しました。大勢の保護者の皆さんの前でプレゼンテーションをする機会だけでなく、その後には懇談会もあり、保護者の皆さんとディスカッションをする機会もありました。いつもは知ることのない保護者目線からの、私たち大学生に対する不安や疑問を共有することができました。客観的な視点から大学を見ることができ、これからの学業、将来のキャリアなど、私たち学生だけが悩んでいるのではないということがはっきりし、現在の学業の重要性や両親に対する感謝の気持ちを再確認することができました。

国際教養学部についてのプレゼンテーション中の筆者。その土地出身学生ならではの意見も盛り込んで
懇談会では、「大学生が親に言ってほしくないことは何?」などさまざまな質問が飛び出し、私も正直に答えました。多くの保護者や学生が持つ疑問をぶつけ合い、それを生かすチャンスをもらえて、とても貴重で有意義な時間でした。これからも、自分の意見を発信できるこのような機会があれば挑戦していこうと思います。
◆早稲田大学地域交流フォーラム
開催日:沖縄は2016年3月12日(土)に沖縄都ホテル(沖縄県那覇市)にて開催。2016年度は4月16日(土)熊本県から順次実施予定。地域交流フォーラム日程表はこちらからご覧ください。
主催:教務部教務課
在学生の保護者の方をはじめ、校友・稲門会、早稲田大学への進学希望者など各地域の方々に早稲田大学をより深く知っていただくために、教職員および在学生が地域に赴き、早稲田の「今」を伝えるフォーラムです。2009年度より、首都圏以外全国の道府県で開催しています。教育内容の紹介や教員による講演会の他、在学生の保護者を対象に、職員や地域出身の在学生による相談コーナーを設け、教学や就職に関するご相談やご質問に答えています。また、早稲田大学への進学を希望する中学・高校生やその保護者の方々、先生方を対象とする「進学相談会」も実施しています。