Waseda Weekly早稲田ウィークリー

News

ニュース

【東急株式会社】「まちづくり」を手掛ける東急の社風と求める人材とは?

左から、社員の武井さんと川口さん、学生スタッフの照井さん。東急株式会社本社にて

まちに必要な価値を生み出す創造力と、多様な人と前に進む挑戦力が不可欠

就職活動において、採用側はどのような人材を求め、学生のどこに注目しているのか? また、実際に入社した人は、会社に対してどのような感想を抱いているのか? 多くの学生が気になるところでしょう。そこで今回は、『早稲田ウィークリー』レポーター(SJC学生スタッフ)の照井さんが「東急株式会社」の人事採用担当者と若手社員に、就職に関する疑問を伺いました。

東急線沿線を中心に、交通インフラや都市開発などのさまざまな事業を展開し「まちづくり」を手掛ける東急株式会社。照井さんは、若手でも意見を発信しやすい環境が整っており、挑戦を後押しする社風だと感じたようです。

東急株式会社

人材戦略室 キャリア開発グループ 採用センター
武井 駿(たけい・しゅん)さん(2013年法学部卒業)
不動産運用事業部 事業推進第一グループ オフィス企画担当
川口 恵梨香(かわぐち・えりか)さん(2019年法学部卒業)

地域の人たちと誠実に向き合い、まち全体を共に育てる「東急のまちづくり」

照井:幅広い事業を展開されている東急株式会社(以下、東急)ならではの強みは何でしょうか?

武井さん:沿線エリアを中心に、長い時間軸でまち全体を開発できることです。「鉄道会社」と思われがちですが、もともとは郊外の住宅地開発を行う「まちづくり会社」としてスタートしたのが源流でした。まちづくりの一環として鉄道を敷設し、交通に加え、不動産、生活サービス、ホテル・リゾートなど複数の事業を組み合わせることで、単なる都市開発ではなく「人の暮らし」そのものをデザインしています。多岐にわたる収益を地域に再投資しながら、永続的にまちと共に成長し、社会課題の解決にも取り組んでいます。

田園調布・多摩田園都市・二子玉川・渋谷などの沿線エリアで100年以上蓄積してきたノウハウを生かし、現在はベトナムのビンズン新都市やオーストラリアのヤンチェップなど、海外でもまちづくりを展開しているんです。

※クリックして拡大

照井:東急ならではのまちづくりを支える企業風土についてもお聞かせください。

武井さん:一言で言うと、「誠実さ」と「挑戦心」が両立している会社だと思います。まちづくりは地域の方々をはじめ、行政や企業など多様な関係者との丁寧な対話を積み重ねなければ進められません。だからこそ、関係者と誠実に向き合い、相手の思いを理解しながら信頼関係を築き、共に価値をつくろうとする姿勢が根底にあります。

武井さん

一方で、決して保守的なわけではなく、社内には「前例がなくても挑戦していこう」という空気があります。鉄道事業においては、2020年には大手民営鉄道で初めて全駅にホームドア・センサー付き固定式ホーム柵の設置を完了、2022年には日本で初めて全路線を実質再生可能エネルギー100%で運行させるなど、業界に先駆けた取り組みを続けてきました。また、現在進めている「100年に一度」といわれる渋谷駅周辺の再開発プロジェクトでは、前例のない大規模な不動産開発に挑んでいます。

写真左:ホームドアを設置した東急線の駅のホーム
写真右:東急線全路線にて、再生可能エネルギー由来の電力100%で運行を開始した際の一枚

渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)など、渋谷駅周辺の再開発プロジェクトを進めている

川口さん:実際、社内には変化や新しいものを面白がるメンバーが多い印象です。若手社員が「最近の流行りを取り入れたい」と提案すると、否定されることはほとんどなく、むしろ、前向きに受け止め応援してくれる上司や先輩が多く、挑戦を後押ししてくれる風土が根付いていると感じます。

採用で問われるのは、まちづくりへの思いと推進する力

照井:総合職として入社された川口さんは、東急のどのような部分に惹かれたのでしょうか?

川口さん:学生時代から興味の幅が広く、みんなで協力しながら物事をつくりあげることに楽しさを感じていたので、さまざまな業務に携わりながらチームで大きなことを成し遂げる鉄道業界が第一志望になったんです。業界研究する中で、東急の挑戦するマインドと社員の方の熱量に惹かれ、「東急に絶対に入社したい!」という気持ちになりました。また、女性の先輩方が活躍されている姿を見て、将来がイメージできたことも大きかったですね。

川口さん

採用面接に向けては、競合する私鉄各社の沿線も実際に歩き、まちの特徴や違いを自分の目で確かめました。その経験を通じて、「東急に本気で入りたい」という熱意を伝えるようにしました。

照井:川口さんは入社後、どのようなキャリアを歩んでこられましたか?

川口さん:初期配属は人事部で、新卒採用を担当していました。さまざまな事業を知る中で不動産事業に興味を持ち、希望を出して不動産運用事業部に異動したんです。現在は、「渋谷ヒカリエ」など自社所管物件のオフィスリーシング営業を担当しています。契約が決まったときや、交渉で条件をまとめられたときに大きなやりがいを感じます。

渋谷ヒカリエ

照井:自分のキャリアビジョンを伝えられる会社なのですね。新卒採用にあたって、特に重視されていることを教えてください。

照井さん

武井さん:「なぜ東急でまちづくりをしたいのか」という動機の中身です。加えて、正解がないまちづくりの中で変化を前向きに受け止めながら、まちに必要な価値を生み出し続けるしなやかな創造力や、多様な関係者と前に進もうとする挑戦力も不可欠です。

そして何より大事なのは、何十年もかかるまちづくりを粘り強く「やり抜くこと」。一人一人が自分のフェーズをやり抜き、次にバトンを渡すことでまちがつくられていくため、最後までやり抜ける人材を求めています。

なお採用は、全部門への配属可能性がある「総合コース」と、挑戦したいキャリアへの初期配属が固定されている「初期配属確約コース」の2種類があります。学生時代の専門性などを生かしたい方の多くは後者が選択肢になるかもしれませんが、どちらも総合職なので初期配属がゴールではなく、全ての部門へ異動する可能性があると捉えていただければと思います。

川口さん:総合職として幅広い業務を経験するため、約40人いる同期で集まっても全員がほぼ違う業務に携わっているのが東急の面白いところです。誰一人として同じキャリアではありません。

照井:最後に、学生に向けてメッセージをお願いします。

武井さん:就職活動は正解がないからこそ、「自分がどんな未来にワクワクするか」「どんな社会をつくりたいか」を考えていただきたいと思います。東急のまちづくりは、まちが変わり、暮らしが変わり、未来が変わっていくことを長い時間軸で実感できる仕事です。都市の50年後、100年後を動かせる可能性に面白さを感じてくださる方と一緒に働きたいですね。

川口さん:就職活動は、世の中にあるさまざまな企業や各社のビジネスモデルを知れる貴重な期間です。前向きに取り組み、多くの会社を知ることで、自分の視野を広げる機会にしてください。その中で、東急に魅力を感じてくださる方をお待ちしています。

取材・文:流石 香織
撮影:布川 航太

社員が挑戦できる環境や成長の機会があるか、目を向けたい

商学部 2年 照井 雄一朗(てるい・ゆういちろう)

東急株式会社では、若手でも意見を発信しやすい環境が整っており、挑戦を後押しする社風を感じました。また、鉄道や不動産、生活サービスなど多角的な事業を展開しているからこそ、社内異動でさまざまな業務に挑戦できる点も魅力的でした。

今回のお話を通して、企業を見る際には仕事内容だけでなく、社員が挑戦できる環境や成長の機会がどれだけ用意されているかにも目を向けることが大切だと思いました。多様な業務の中で経験を積みながら成長できる環境という観点も、意識していきたいです。

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/weekly/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる