環境保全センター技術職員 斉藤 純一(さいとう じゅんいち)
環境保全センターで化学分析を担当している斉藤です。当センターでは学内の安全管理として排水分析や作業環境測定を実施する傍ら、化学分析のノウ ハウを生かして理工系の研究支援活動を行っています。化学分析は研究活動における根幹の一つでありながら熟練した技術も、高価な機材も必要です。実験を諦 める前に、当センターに相談してみてはいかがでしょう?
分析技術者との議論や現場での分析は自身の研究を深化させることに役立ち、今までと異なる新たな気付きを得ることもできます。年間100件以上の 研究テーマをサポートしていて、毎日学生が切磋琢磨(せっさたくま)できる環境を整えています。留学生の研究利用も増え、英語でも対応しています。環境に 優しい薬品処理技術を研究しているインド出身のバダッケ・パリヤラス・ランジュシャさん(創造理工学研究科1年)は「環境保全センターは分析をする学生に 安全で質の高いサービスを提供してくれます。留学生にとって、このセンターの組織的な技術的サポートは、とても便利で快適です」と話してくれました。
環境保全センターでは、毎年3・4・9月に「化学物質取扱いに関する環境保全・安全説明会」を開催しているほか、新4年生や機器分析を初めて行う 方を対象にした分析講習会も随時実施しています。また、化学物質管理や実験廃棄物管理業務など化学物質に関する総括的な業務も行っています。分析や化学物 質に関することで困った場合は、気軽に相談に来てください。

▲分析結果に関して議論するランジュシャさん(右)。当センターの高速液体クロマトグラフを利用して研究しています
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