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無数の星に囲まれながら、夜空を堪能するサークルです!

週末、満天の星空に会いに行きます
「天文同好会」

会計 教育学部 3年 大倉 千晴(おおくら・ちはる)

左から筆者、幹事長の染谷さん、副幹事長の秋田さん

皆さんは、夜空を貫く天の川を見たことはありますか?

私たち天文同好会は、星が好きな人が集まるサークルです。星座に詳しい人や自分のカメラで星空を本格的に撮影する人もいれば、ただ星を見る専門の人もいます。

天文同好会の魅力といえば、なんといっても山小屋です。私たちは長野県野辺山に、ロフト付きの小屋を一軒所有しています。うっそうとした森の中ではなく、レタス畑に囲まれているので、周りに視界を遮るものはありません。夜は真っ暗になるので、星を見るには最適な場所です。車が来ることもなく、敷地内では地べたに寝っ転がって星を見ることもできます。

天文同好会が所有する山小屋。メンバーなら、いつでも誰とでも自由に使うことができます

夏休みなどの長期休暇には合宿を行っていて、星に詳しいメンバーが厳選した場所へ星を見に行きます。昨年の夏には沖縄の宮古島や伊豆の河津町、今年の春には奥日光へ行きました。全体合宿の他にも学年ごとの合宿もあり、星を見る機会がたくさんあるのがこの同好会の魅力です。合宿では、昼間は観光を楽しみ、夜は車を出して星を見に行きます。

週末、メンバーから突然声を掛けられて、星空観察に富士山までドライブに繰り出したこともあります。このときは林間のグランピング場へ泊まり、午前0時に車を出して河口湖のほとりで星を見ました。

写真左:1年生のみの合宿で行った、静岡県川根本町の長島公園にある南アルプス接阻大吊橋にて。橋に立っているのはサークルのメンバーです
写真右:週末に河口湖へドライブに繰り出したとき、富士山と一緒に撮影した星空

また、早稲田祭では星空の室内展示やプラネタリウムを毎年行っています。プラネタリウムは、ダンボールをアーチ状に組み立てて黒いシーツをかぶせ、中に投影機を置いたもので、サークル員がその中で星を示しながら解説をします。自分たちでテーマを決めて原稿を作り、そのテーマに沿った星座を紹介します。昨年は冬の夜空で見られる星座とその神話を紹介しました。

他にも、2024年の6月にはコスモプラネタリウム渋谷を1日貸切にしてプラネタリウムの上映会を開催するなど、さまざまな企画を定期的に行っています。

全体合宿で行った沖縄県宮古島の与那覇前浜ビーチで見た天の川

ここまでに掲載した写真は、全てメンバーが撮影したものです。このように私たち天文同好会が観察に向かう星空では、流れ星も天の川もはっきりときれいに見ることができます。百聞は一見に如(し)かず。大学生活の新しい趣味に「星を見る」のはいかがでしょうか?

【公認サークル情報】
サークル名:天文同好会
団体区分:学生の会
サークル創設年:1960年
ジャンル:学問・自然科学
活動日時:水・金曜日 17:00~
構成人数:約150人
活動場所:学生会館11階 E1108
◆Instagram:@waxa_tenmon
X:@waxa_souten

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