早稲田大学の奨学金申請に必要な2023年度「春の奨学金登録(学部)」は、2023年2月1日から3月16日までです。奨学金の受給には事前の準備が必要になりますので、準備の流れを確認して余裕を持って申請を行ってください。
奨学金制度全体としては、日本学生支援機構奨学金、民間団体奨学金、地方公共団体奨学金など、学外の奨学金を合わせるとその数は250種類を超えます。2021年度は、延べ13,252人(対象学生・生徒の28.8%)が何らかの奨学金の交付を受けています。さらに、そのうち52.4%が返還不要の給付型奨学金に採用されており、その規模は私立大学トップクラスを誇ります(2021年度に学生に交付された奨学金の総額:約2億円)。
【大学院学生について】
大学院学生の奨学金申請は、2023年2月上旬に所属研究科事務所にて配付予定の『奨学金情報Challenge大学院学生用』を参照ください。登録・受付期間などは研究科ごとに異なります。現在、早稲田大学の学部に在籍し、2023年4月から早稲田大学の大学院に進学する学生は、学部生としてではなく大学院新入生として奨学金登録を行ってください。「大学院学生の奨学金登録は春のみ」です。
どんな奨学金があるの?
早稲田大学の学生は、大きく分けて以下の4つの奨学金制度に申請できます。奨学金には、返還不要の給付型と、卒業後返還が必要となる貸与型があり、さらに各奨学金制度によって、受給年額や選考基準などがそれぞれ異なります。学内奨学金は、学業成績を重視して選考している「大隈記念奨学金」、経済的に困窮している学生を支援することを目的とした「小野梓記念奨学金(在学生採用型)」をはじめ約150種類あり、その全てが返還不要の給付型です。
主な奨学金制度
- 学内奨学金(給付型)
- 日本学生支援機構奨学金(給付型※、貸与型)
- 民間団体奨学金(給付型、貸与型)
- 地方公共団体奨学金(給付型、貸与型)
※国の修学支援新制度≪日本学生支援機構奨学金(給付型)+授業料減免≫は早稲田大学の奨学金登録は不要です。ただし、他の奨学金の併給も見据え、奨学金登録を行うことを強くお勧めします。
いつ申請すればいいの?
奨学金を受給するために必要な「奨学金登録」(必要書類の提出)の時期は、春と夏の年2回ありますが、大部分の奨学金は春に選考されますので、できるだけ春に奨学金登録を行ってください。また、年度を継続して支給する奨学金(日本学生支援機構など)を除いて、毎年度、奨学金登録を行うことが必要です。
必要な準備は?
奨学金登録から選考、採用までの流れは以下の通りです。詳細は、所属学部事務所配布のガイドブック『奨学金情報 Challenge』をご確認ください。また、奨学金登録には、家族の収入・所得に関する書類などが必要となりますので、家族と事前に十分相談し、早めの着手を心掛けてください。
春の奨学金登録~採用の流れ(学部学生)
2023年1月~ 『奨学金情報 Challenge』の受け取り(所属学部事務所) ※奨学課Webサイトからのダウンロードも可能 |
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2月1日(水)~3月16日(木) MyWaseda申請フォーム入力 奨学金登録書類の作成・提出(奨学課へ郵送) |
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4月3日(月)~21日(金)※日本学生支援機構奨学金の出願者のみ 『Challenge 別冊』の受け取り(所属学部事務所) スカラネット入力(インターネットでの申し込み) 必要書類の作成・提出(所属学部事務所) |
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4月21日(金)~27日(木) 奨学金登録結果の確認 |
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5月 学内奨学金:選考(面接など) |
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7月 採用者発表・採用手続き |