8月26日、東京2020パラリンピック競技大会の競泳男子100m自由形(S4)で本学校友の鈴木孝幸選手(ゴールドウイン所属、2009年早稲田大学教育学部卒業)が1位でゴールし、金メダルを獲得しました。
鈴木選手は、昨日(8月25日)の男子50m平泳ぎ(SB3)で銅メダルを獲得しており、本大会2つ目のメダル獲得となりました。
なお、鈴木選手は、28日に男子150m個人メドレー(SM4)、30日に男子200m自由形(S4)にも出場予定です。明日以降も、本大会での鈴木選手の活躍にご注目ください。
8月30日更新
8月28日、東京2020パラリンピック大会競泳男子150m個人メドレー(運動機能障害SM4)の決勝に出場した鈴木選手が3位でゴールし、銅メダルを獲得しました。
この結果により現在、鈴木選手は本大会で出場した3種目、全てでメダルを獲得しています。
鈴木選手はこの後、本日(8月30日)17:28より男子200m自由形(S4)の決勝、9月2日(木)10:53より男子50m自由形(S4)の予選に出場します。引き続き、鈴木選手への熱い応援をよろしくお願いします。
8月31日更新
8月30日、鈴木選手は競泳男子200m自由形(運動機能障害S4)の決勝に出場し、2位でゴール。見事、銀メダルを獲得しました。
鈴木選手は、今大会で金メダル1、銀メダル1、銅メダル2を獲得しており、残る9月2日の男子50m自由形(S4)でメダルを獲得すれば、全出場種目でのメダル獲得となります。最後まで鈴木選手への応援をよろしくお願いします。
9月3日更新
9月2日、鈴木選手は東京2020パラリンピック大会5種目目となる競泳男子50m自由形(運動機能障害S4)の決勝に出場し、2位でゴール。銀メダルを獲得しました。
この結果により、鈴木選手は本大会で出場した5種目全てでメダルを獲得する(金メダル1、銀メダル2、銅メダル2)という快挙を達成しました。
競技結果:鈴木孝幸選手
8月25日 競泳男子50m平泳ぎ(運動機能障害SB3)決勝 3位 銅メダル 49.32
8月26日 競泳男子100m自由形(運動機能障害S4)決勝 1位 金メダル 1:21.58
8月28日 競泳男子150m個人メドレー(運動機能障害SM4) 決勝 3位 銅メダル 2:40.53
8月30日 競泳 男子 200m自由形(運動機能障害S4) 決勝 2位 銀メダル 2:55.15
9月2日 競泳男子50m自由形(運動機能障害S4)決勝 2位 銀メダル 37.70
総長からの祝辞
鈴木孝幸選手の東京大会での金メダル獲得を心よりお祝い申し上げます。25日の銅メダル獲得につづき、26日の金メダル獲得で今大会2つ目のメダルを獲得されました。これまで鈴木選手は5大会で7つのメダルを獲得しており、その偉業は本学にとって大きな誇りです。開催が1年延期となり、大会に臨むまでの過程には大変なご苦労があったかと推察します。そのような逆境を乗り越えて見事、金メダルを獲得された鈴木選手の姿は本学の関係者を大いに勇気づけました。今後のますますのご活躍を期待しています。
早稲田大学総長 田中愛治
参考情報(9月3日更新)
鈴木選手は、2005年に本学教育学部に入学し、在学中は水泳部に所属。生まれつき、両足と右腕の肘から先がなく、運動機能障害10クラスのうち、4番目に障害が重いクラスに属する。パラリンピック大会には、2004年のアテネ大会から5大会連続出場。本学在学中に出場した2008年の北京大会では、男子50m平泳ぎ(SB3)で金メダルを獲得した。2016年のリオ大会では惜しくもメダルを逃したが、今回2大会ぶりのメダル獲得によりパラ大会通算10個のメダルを獲得した。