5月10日、日本パラ陸上競技連盟と日本知的障がい者陸上競技連盟は世界ランキングや国際競技団体の定める条件をもとに、東京2020パラリンピック大会における日本代表内定選手を発表し、村岡桃佳選手(トヨタ自動車所属、大学院スポーツ科学研究科博士後期課程1年)が選ばれました。
村岡選手は、2018年の平昌冬季パラリンピック大会においてチェアスキーで出場した5種目すべてでメダルを獲得しており、今回の選出により、冬夏連続のパラリンピック大会への出場が決まりました。
プロフィール
村岡桃佳 (むらおか ももか):
1997年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程1年在学中。4歳のときに脊髄の病気になり車いす生活となる。中学生の時に競技スキーをはじめる。2014年のソチ冬季パラリンピック大会では大回転に出場し5位入賞。日本選手団の旗手を務めた2018年平昌冬季パラリンピック大会では金メダルを含む5つのメダルを獲得。2019年にパラ陸上競技短距離をはじめ、同年、関東パラ陸上選手権で女子100メートル(T54)に出場し優勝。日本記録を更新した。