10月20日、早稲田大学稲門祭実行委員会主催の校友の祭典「稲門祭」が早稲田キャンパスで開催され、オリンピック・パラリンピック大会に向けて活動する学生ボランティア団体VIVASEDA が、フェンシング競技を疑似体験できるVR(バーチャルリアリティ)のブースを出展。また、大隈ガーデンハウスでは早稲田大学生協とのコラボメニューを提供しました。
バーチャルリアリティ体験企画は、フェンシング競技への関心を高めるとともにオリンピック大会への機運を高めることを目的とし、VIVASEDAイベントチームの学生が企画しました。実際のトップアスリートの視線や心拍、主観的な印象などをVR技術で再現することによって、トップアスリートが体感している世界を、参加者が疑似的に体験することを狙いとしています。
制作にあたり、3Dコンテンツの開発や評価システムの構築、ゲームソフトのヒトの認知機能への影響などを研究されている理工学術院の河合研究室に協力を依頼しました。昨年12月の全日本フェンシング選手権大会で個人3位の実績を持つフェンシング部の安選手の協力を得て、河合研究室は動画撮影等でデータを収集。それをもとにバーチャルリアリティのフェンシングの装置制作が実現しました。
当日展開したブースでは、130名の来場者が、ゴーグルを装着して、仮想現実内で安選手との対戦を楽しみました。
また、大隈ガーデンハウス・カフェテリアでは、来年のイタリアチーム事前キャンプ開催にちなみ、VIVASEDA の学生が早稲田大学生協の協力を得て企画した「イタリアンタコライス」が登場。提供を始めて2時間で300食が完売し、11月18日から1週間にわたる本格販売に向け、幸先良いスタートを切りました。
【活動の様子】