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【活動報告:地域連携ワークショップ】津山市とのプログラムが終了しました

活動概要

連携先:岡山県津山市
テーマ: 津山市で農泊ビジネスの可能性を考える~地域資源を生かした滞在型観光を企画せよ~
参加学生数: 10名
活動期間: 2022 年 1 月 17 日(月) 〜2022 年 3 月 17 日(木)
募集要項はこちら

活動報告

今年で3回目となる岡山県津山市との地域連携ワークショップ。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、オンライン中心での実施となりましたが、津山市のみなさまのお力添えにより無事全てのスケジュールを終了しました。

第2回に続き今回も募集定員を大幅に超える応募、選考を通過した10名の学生たちが2チームに分かれて「津山市で農泊ビジネスの可能性を考える〜地域資源を生かした滞在型観光を企画せよ〜」をテーマに、約2か月間にわたるワークショップに取り組みました。

ワークショップは2022年1月中旬のオリエンテーションからスタート。津山市の担当者からテーマ設定に至った背景について説明を受け、初対面の学生たちは様々なオンラインツールを駆使しながら、積極的にコミュニケーションを取り、課題解決の提案に向けて日々議論を重ねていきました。

プログラム中盤では、現地の方々の生の声を聞くため、津山市の事業者、行政関係者、高校生・大学生などの若者層など、多様な方へオンラインでのインタビューを実施。直接、津山市を訪れることができない状況の中、学生たちはそこで得た情報を最大限活用し、提案内容をブラッシュアップしていきました。

2022年2月下旬に実施した中間報告会は、津山市とはオンラインでつなぎながらも、学生は本学に集まって発表を行うといった、ハイブリッド形式で実施しました。自分達の提案に対して様々な視点から多くの方の意見や指摘を受けながらも、再考した課題解決の方針(仮説)の再検証に必要な情報を収集するため、追加のインタビューを津山市に実施いただき、最終提案への準備を進めました。

そして迎えた最終報告会。こちらもハイブリッド形式で実施しました。谷口圭三津山市長をはじめとした多くの市の関係者を前に、どのチームも堂々と自分たちの言葉で集大成となる提案内容を発表しました。市長からは、「今回の提案内容をしっかりと受け止めて今後の取り組みを進めていく上での参考にしたい。」とのコメントもいただき、学生たちは、大きな達成感と充実感を感じられたことと思います。

最終報告会後に実施した学生同士の振り返り会では、「学年や学部が異なる多様なメンバーの考え・意見から学ぶことができた。目標に向かってチームで考えた提案を言語化することが難しかった」など、ワークショップを通じて様々な学びがあったというフィードバックがあり、それらの学びが今後の学生生活や社会人生活に活かすことができると信じて、全行程を終えました。

参加学生の声

  • 津山市のことを考え続けたこの2ヶ月間は私にとってとても濃密で、新鮮で、かけがえのない時間になりました。限られた時間の中で津山市の様々な人の話を聞き、それを元にチームで議論しながら1つの案を作り上げていかなければならなかったので何度も最終発表に間に合わないのではないかと心が折れそうになりました。しかし、そんな状況の中でもこだわりを捨てずに議論を重ね続けたことで最高の案を完成させることができました。このワークショップを通して特に感じたことは他の人と意見を交わす事の楽しさです。学年・学部が違う人と話すことで自分が知らなかった知識を得ることや新たな視点を発見することができました。色々な人と切磋琢磨したい人、自分を変えたいと思っている人はこのワークショップに是非参加してみて下さい!(政治経済学部1年)
  • 地域おこしに興味のある人ならば、絶対に参加するべきだと思う。座学では分からない現地の人の声が聞けることは本当に貴重な体験で、考え方が変わる。また、地域創生ということにとらわれず、企画・提案のやり方を学ぶという点でも大変成長できると思う。このワークショップで、自分は新しいものを1からつくりあげていくことがどんなに大変か学んだ。普段の授業内や、高校の文化祭で他者と協力するのとはまた違った面白さがある。(政治経済学部1年)
  • 地域連携ワークショップは2ヶ月間、全く背景が異なる学生とグループで活動し、全く見知らぬオトナたちと、様々な話をすることで地域の問題を解決するプログラムとなっています。参加することで、自分自身の強みや弱みを理解でき、更には新たな自分を見つけることができます。一体自分は何なのだろうと思っている人や、長期休暇にちょっと違うことをしてみたいと思っている人におすすめです。どんな人でも、活躍できるので、自分に自信のない人、グループワークが苦手な人でも是非参加してみてください!(教育学部2年)
  • ワークショップが始まったばかりは、学部も学年も違う初対面のメンバーと意見を出し合うことに不安がありました。しかし、そんな心配は全くいらなくて何回も話し合いを繰り返すうちに、ワークショップが終わってしまうことが寂しいと思うくらいまで仲良くなることができました。ワークショップを通して、自分の長所や短所を発見することができたし、意見を出すことの躊躇いがなくなりました。どんなに小さな意見や変わった意見でも言葉にすることで、新たな提案に繋がったこともあったため、発言に自信を持てるようになりました。地域連携の実践ができたことはもちろん、自分を見つめ直すきっかけになったため貴重な経験でした。(スポーツ科学部2年)
  • 初めは緊張していたが、チームメンバーをはじめ大学職員の方々、津山市の方々など関わってくださる方が優しく、たくさん協力してくださったのが印象的だった。また、最終発表後にいただいたフィードバックでたくさん褒めていただけたのが嬉しかった。(政治経済学部1年)
  • 本ワークショップに参加する前は、「地方創生」の在り方を授業のスライドや書物を通じて学んできました。このプラグラムでは、地域の人々がどのような想いをもって生活しているのかを知る貴重な機会となりました。また、他学部の学生との議論を重ねることによって、自分にはなかった「ものの見方」を学ぶことができました。授業で先生から与えられたものを理解するだけでなく、自ら課題を発見し解決策を考える姿勢は三年次からのゼミ活動でも活かしていきたいです。(政治経済学部2年)
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