Organization for University Research Initiatives早稲田大学 重点領域研究機構

その他

アンビエントロニクス研究所
Research Institute for Ambientronics

2017sub1

分野

所長:渡邉 孝信[わたなべたかのぶ]
理工学術院(基幹理工学部)教授

研究テーマ

環境発電技術の革新とアンビエント・プラットフォームの構築

研究概要

我々の生活環境に内在する微小エネルギーを高効率に電力に変換する「エナジー・ハーベスティング」を中心とした技術の確立とシステム化を目指す。特に、本学の強みである材料技術をベースに新規エネルギー変換デバイスを創製し、電源インフラから独立した無給電でのセンシング、建築物の健全性診断、室内環境モニタリング、アドホックネットワークなどへの実装を目指す。太陽光発電、電波発電、熱電デバイスなど実装間近の技術を中心に、産学連携、機関連携を拡大して実質的な社会導入を図る。

本研究では、研究所員が個別に進めるEH、IoT関連研究を推進しつつ、それらの情報を集約し、具体的な応用例を提示、実証研究につなげていく。本研究期間に予定している取り組みは以下の4項目である。

1)各種EH技術の潜在スペックのカタログ化と各EH用材料・素子の性能ロードマップの設定

2)環境エネルギーの微弱性・不安定性を前提としたEH技術の社会実装形態の提案

3)EHに基づくIoT技術の具体的イメージの提案とフィージビリティスタディの推進

4)企業との連携による社会実装の推進

従来は、電源や回路をブラックボックス化し、インテグリティーの高いハードウェア環境を想定してシステム開発ができたが、EHに基づくIoT技術では、自然エネルギーの微弱性、不安定性を前提とし、ハードウェアの動作揺らぎを中心に据えた、新しい柔軟な発想で社会実装を目指す必要がある。EH技術を実現可能な応用を見据えながら確立し、電源インフラから独立した真のIoTが実現されれば、環境問題や災害対策、農業、食料、物流、医療など、地球規模の様々な社会問題の解決につながると期待される。

 

研究所員

渡邉 孝信(基幹理工学部教授)
井村 考平(先進理工学部教授)
岩瀬 英治(基幹理工学部教授)
勝藤 拓郎(先進理工学部教授)
川原田 洋(基幹理工学部教授)
史 又華(基幹理工学部教授)
嶋本 薫(基幹理工学部教授)
ジャン 天卓(次席研究員(研究院講師))
庄子 習一(基幹理工学部教授)
谷井 孝至(基幹理工学部教授)
戸川 望(基幹理工学部教授)
富田 基裕(次席研究員(研究院講師))
中島 達夫(基幹理工学部教授)
西谷 章(創造理工学部教授)
古川 行夫(先進理工学部教授)
本間 敬之(先進理工学部教授)
柳澤 政生(基幹理工学部教授)
柳谷 隆彦(先進理工学部准教授)

研究員

西当 弘隆(客員次席研究員)(研究院客員講師))

招聘研究員

蔭浦 泰資(物質・材料研究機構ポスドク研究員)
福原 幹夫(東北大学未来科学技術共同研究センターリサーチフェロー)
稲葉 優文(九州大学院システム情報科学研究院電気システム工学部門助教)
張 慧(JSPS外国人特別研究員(群馬大学理工学府電子情報部門))
松木 武雄(産業技術研究所TIA推進センター連携推進ユニット招聘研究員)

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