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【熱エネルギー変換工学・数学融合研究所】神戸市ものづくり工場サテライトラボ オープニングセミナー開催報告

神戸市ものづくり工場サテライトラボ オープニングセミナー開催報告

早稲田大学研究院 重点領域研究機構の熱エネルギー変換工学・数学研究所(所長:理工学術院 教授 齋藤 潔 )が神戸市ものづくり工場(神戸市兵庫区)に、「神戸サテライトラボ」を開設したことを記念して、「地域連携 環境・エネルギーセミナー」を開催いたしました。60名を超える皆様にご参加いただき、会場をほぼ埋める盛況さでありました。ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

熱エネルギー変換工学・数学融合研究所では、異なる工学体系においても適用可能な統一解析理論体系を進化させ、技術開発の完全理論化や理論の活用を通じてエネルギーイノベーションを引き起こすことを目指しています。このために、工学的立場でありながら現象の究明までをも目指す機械工学と、先進的な数学体系化を目指す数理科学の科学連携によって、エネルギー変換技術における基盤現象からシステム化まで含めた高精度で汎用性のある革新的なエネルギー解析論を確立すべく研究を展開しています。

この研究所では、このような新しい視点での研究だけでなく、我が国の地域との連携を強化しオールジャパン体制で地球温暖化をはじめとした環境、エネルギー問題に取り組んでいきたいと考えております。今回、その一環として、神戸市の協力を得て神戸サテライトラボを開設いたしました。

現在、神戸に拠点をもつ企業との共同研究としては、川崎重工殿を含めた複数企業とCO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の一環として、地下空間向けに最適な超高効率はハイブリット調湿空調システムを導入するための研究開発を進めております。このラボでは、今後、このような神戸の企業との共同研究や企業向けセミナーを通じて地域連携を一層推進する予定です。

さらに、企業向けセミナーだけでなく、地域高校生学生向けの講演やコンテストや早稲田大学と地域の大学との学生交流も促進し、教育においても地域との連携を深めていく予定です。

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