本学は、すべての学生・生徒および教職員等が個人として尊重され、ハラスメントを受けることなく、就学または就労することができるよう十分な配慮と必要な措置を取ることを目的に、2005年に「早稲田大学ハラスメント防止に関するガイドライン」を制定し、人権に関する法令に従って学内における多様なハラスメントの防止に努め、万一かかる事態が発生した場合には、これに対し迅速かつ適正な措置を取ることに最善の努力を傾けてきました。
ガイドライン制定から16年が経過し、国内ではハラスメント関連法令が整備され、また社会のハラスメントに対する意識も変化しております。これらに適切に対応するため、「早稲田大学ハラスメント防止に関するガイドライン」を一部改正いたしました。
主な変更点
・妊娠・出産、育児・介護休業に関するハラスメント、性的指向・性自認に関するハラスメント、その他ハラスメント事例を追加
・教職員と学生・生徒との間の恋愛関係について本学の考え方と対応を周知
・学生間におけるパワー・ハラスメントに言及
・就職活動、インターンシップ、教育実習等各種実習中のハラスメントを受けた際の対応を表明
ガイドライン – 早稲田大学 ハラスメント防止委員会 (waseda.jp)
なお、今後も多様化するハラスメントへの対応(例えばSNS上でのハラスメントやオンラインによるハラスメント等)について引き続き検討し、当事者への誠実かつ迅速な対応、快適な教育・研究・職場環境の整備、責任ある言動の普及を目指して、取り組みを続けていく所存です。