Symposium on Sustainable Finance: A Comparison of Japan and Germany
開催報告
ドイツカッセル大学との共同研究の活性のため、Gunnar Gutsche講師（ドイツカッセル大学）とPaul Smeets教授（アムステルダム大学）教授にサステナブル投資について報告いただいた。Gutsche講師は“Sustainable investment among retail investors in Japan”（共同研究者：環境経済経営研究所招聘研究員中井美和）と題して報告した。報告は日本における住民のサステナブル投資に関する認知及び現在のサステナブル投資状況について紹介した。また、情報不足や信頼欠如などサステナブル投資への障壁を取り上げた上で、その解決策に対するサポートの必要性について議論した。その後、Smeets教授は“Willingness to pay for sustainable investments”という主題について報告した。報告は投資者の金融リテラシーに着目し、その手数料の価格感度との関連性とESG情報が投資家の手数料感度への影響について議論した。その上、投資家の手数料に対する理解を深めることは依然として重要な課題であると強調した。
両氏の発表の後、Franz Waldenberger所長（日本ドイツ研究所）、石川竜一郎教授（早稲田大学）、 伊藤桂一氏（SMBS日興証券）に登壇頂きディスカッションを実施した。
参加者数 24 名（ 学 内：6 名 学 外： 18 名 ）
Date & Time: October 2, 2024 (Wednesday); 17:00～18:40
Venue: Hybrid (External participants can join online only)
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Speaker & Titles:
・Gunnar Gutsche (University of Kassel, Germany) ” Sustainable investment among retail investors in Japan ”
・Paul Smeets (University of Amsterdam, Netherlands) ” Willingness to pay for sustainable investments ”
Language: English
