
2009年度の活動予定・研究目標
(1)株式市場のバブルに関する実験(継続)
(2)不動産市場のバブルに関する研究(継続)。
(3)テークオーバーに関する実験(継続)
(4) 金融市場において規模の大きな経済主体(ヘッジファンド、IMF、中央銀行など)が他の経済主体に及ぼす影響(継続)。
(5)非対称情報とその下での人々の期待形成のあり方が金融市場の効率性に与える影響の研究:
本年度は信用市場実験を本格的に実施するとともに、実験の内容を拡充することを考えている。そのなかでも、信用取引履歴の情報が取引者の期待に与える影響を考慮したい。さらに人々の時間選好の影響について、脳神経科学、脳神経経済学の成果も取り入れて、実験計画を行う。
(6)以上の実験研究の基礎となる理論研究
メンバーは相互に連絡を取りつつ研究を進めるが、主として、(1)(2)(3)は広田、蟻川、鈴木、藪下、船木、大熊、相沢、(4)は蟻川、竹田、鈴木、(5)は晝間、船木、上條、大熊、相沢、宇都(6)は藪下、広田、晝間、蟻川、竹田、鈴木が担当する予定である。