制度構築の政治経済学−期待実現社会に向けて−
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プロジェクト紹介

オークション制度と期待形成

2012年度の活動予定・成果目標

本年度は現在までのオークション研究のまとめと最終報告活動を進める。

P(1) 組み合わせオークションの研究:継続して行っている複数財オークション経済実験に関し、補完する実験を行い、さらなる分析を進める。雑誌投稿論文としての成果のまとめを進める。

P(2) スポンサーリンクオークションの研究:Google, Yahoo! などの検索エンジンの主たる収入源である検索結果連動型オークションは,近年研究者や実務家からの幅広い関心を集めている。本プロジェクトでは,当該オークションについて知られている理論的結果を踏まえつつ,それを被験者実験によって検証することを目的とする。今年度は投稿の結果、要求された論文修正をおこない、結果の公表を進める。

P(3)参加業者の共謀に関し、参加者たちがどのように他の参加者の行動を予想し,共謀を形成してその利益を分配するかという点について協力ゲームを用いた理論的考察を行う。理論的にはこのゲームは協力ゲームのひとつのクラスであるring gameによって表現される。買い手の共謀を許したオークションモデルにおいて,オークションから得られる余剰の分配方法に関する理論的分析を主体とする。また、本年度は非協力ゲームによるアプローチも加味して分析を加える。また、提携の安定性は全体グループと部分グループの間の整合性アプローチによる分析も加える。

メンバーは相互に連絡を取りつつ研究を進めるが、主として、P(1)は上條、船木、宇都、P(2)は福田、船木、上條、竹内あい、P(3)は戸田、船木、近郷、安達、Chunが担当する予定である。

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