2009年度の活動予定・活動目標

（１）出版計画
鈴村興太郎『厚生経済学の基礎――合理的選択と社会的評価――』岩波書店，近刊予定．
Walter Bossert and Kotaro Suzumura, Consistency, Choice and Rationality. To be published.
須賀晃一他編著『公共経済学』ミネルヴァ書房，近刊予定．

（２）「厚生経済学の基礎」研究会
今年度は、新厚生経済学の再検討を、補償原理、社会的厚生関数、厚生基準論、費用便益分析の理論的基礎、国民所得の厚生的基礎、などの古典的な文献を丁寧に読む計画である。

（３）国際ワークショップ
今年度の後半に企画したい．

（４）Walter Bossert, Montreal University (Canada) の連続講義．

（５）「経済動学のシミュレーション分析」研究会
MATLABに続いて，MATHEMATICAを用いたシミュレーション分析をマスターすることを主眼に，経済動学に関する研究会を行う．