HOME > 研究活動 > 研究プロジェクト > 2016年度 > 天然ガスハイドレート 現状と将来

研究活動

研究プロジェクト

天然ガスハイドレート 現状と将来

計画書

研究代表者
(所属)
植田 利久(慶應義塾大学理工学部教授)
研究関係者
(所属)
大村 亮(慶應義塾大学理工学部准教授)
研究期間 2016年4月~2017年3月
研究概要

 現在、一次エネルギーの約80%は石炭、石油、天然ガスなどのいわゆる燃料によって供給されている。この構造は、さまざまな予測をみても大きく変わることなく、IEAのEnergy outlook2015においても2050年においても約70%は燃料で供給されるとしている。そのなかでも、天然ガスは、炭素/水素比(C/H比)が小さく地球温暖化への影響も小さく、今後さらなる利用が見込まれる。米国において開発、供給されているシェールガスと同様、あらたな天然ガス源として、天然ガスハイドレートが期待されている。天然ガスハイドレートは、日米の太平洋沿岸に広く分布しており、日米のエネルギー源として有効である。また、メタンハイドレートは中距離の天然ガス輸送方法としても期待される。そこで、われわれは、今後の中、長期のエネルギー戦略のなかで、天然ガスハイドレートが重要な役割を演じるようになることを考え、その基礎研究に取り組んでいる。

  • 連携大学

  • GET UPDATES

    USJIでは、イベント等の情報をメール配信しています。お申込み/配信停止はこちらから。