Center for Research Strategy研究戦略センター

所長挨拶

研究力強化で社会に貢献する

研究戦略センター 所長棟近 雅彦 (創造理工学部・教授)

研究戦略センター
   所長 棟近 雅彦
 (創造理工学部・教授)

研究戦略センターは、早稲田大学の研究力強化を任とする組織です。具体的には、(1)学内外の研究活動の調査・分析・評価、(2)研究戦略の立案・提言、(3)研究活動の推進・支援、(4)人的ネットワークの拡大という4つの活動を柱として研究力強化に取り組んでいます。2009年4月の開設以来、研究推進部や研究院と協力しながら、本学の学術研究活動の活性化に一定の成果を収めてきたと考えています。 本学に限らず、大学を取り巻く経営環境は年々厳しくなっており、競争的資金の獲得による研究の自律的運営が求められています。また、学際的な協力を必要とする研究課題が増えており、多分野、多組織の連携による共同研究が多くなってきています。このような状況下で、研究を効果的、効率的に進めるには、研究マネジメントシステムの構築と研究マネジメントの専門家の育成が不可欠です。本センターでは、研究力強化に向けて、上述の活動を柱に、研究マネジメントにおける主導的な役割を果たしていきます。 本学は、創立150周年を迎える2032年のあるべき姿としてWaseda Vision 150を公表し、その実現に向けて取り組んでいる最中です。学術的研究分野においては、「独創的研究の推進と国際発信力の強化」、「新たな教育・研究分野への挑戦」を大きな課題として掲げており、その達成のために本センターがリーダーシップをとり、研究支援体制・制度の点検・強化、若手研究者プロモーションの推進、研究組織・体制の整備、国際共同研究の推進を進めていきます。また、社会の変革にも対応すべく、研究新分野の開拓にも挑戦していきます。これを通じて本学の研究力を強化し、学内外に広く研究成果を公開することで、我が国がめざしている安全・安心な社会の実現に向けて貢献していく所存です。

2013年6月

 

早稲田大学のVision

今から100年前、早稲田大学の創立者大隈重信ら建学の祖は、 「学問の独立」、「学問の活用」、「模範国民の造就」を本学の教旨として謳いました。すなわち、地球と人類社会に貢献する人材を育成すること、それを学問研究を通して実現することを宣言しま した。2012年に早稲田大学は、この建学の理念を現代に実現すべ く、創立150周年となる2032年の本学のあるベき姿を示す Waseda Vision 150 を公表しました。Waseda Vision 150 は四つのVisionを掲げ、教育研究の再組織化とそのための大学ガバナンスを抜本的に改革する中長期計画です。これらのVisionを実現するため、数値目標を掲げた13の核心戦略が進行中です。

図1

四つのVision

独創的研究の推進

早稲田大学は、Waseda Vision 150で標榜した取り組みを着実に実行することで、世界に伍する研究者集団を形成し、社会と結び付いた研究を推進します。「独創的研究の推進と国際発信力の強化」「世界のWASEDAとしての国際展開」「新たな教育・研究分野への挑戦」の三つの核心戦略に基づき、研究活動について 3方針を定め、研究環境の整備や制度改革を加速し、20年後には確固たる『国際研究大学』としての地位を確立します。

図2改

研究活動に関する3方針

研究推進体制

早稲田大学は、総長を本部長とする研究力強化本部を設置し、研究戦略センターと研究推進部が研究推進機能強化の中心となり、車の両輪として連携をとりながら全学の研究推進活動を遂行します。研究戦略センターの専任センター員はURA(University Research Administrator)として、各研究実施部門の研究活動を活性化させます。

図3改

研究推進体制 概要
※画像をクリックすると拡大します。

センターの役割

研究戦略センターは、本学が国際的な研究大学へ飛躍するため に、学内における学術研究活動の活性化を図るとともに、学外におけ る学術研究関連での本学の存在感・影響力向上に貢献することを目 的としています。この目的を果たすために、学内研究者の学術研究活動とそれを取り 巻く学内外の様々な状況に関する調査・分析・評価、今後学術研究を通 して担うべき責務を果たすための研究戦略立案と学内外への提言、競争的資金獲得支援など本学の研究活動の推進・支援、産官学各界との人的ネットワークの拡大などの役割を果たします。

調査・分析・評価

本学の研究戦略立案の基礎となる、グローバルな社会・経済・環境の変化に伴う大学への社会的期待や学内外の学術研究活動の現状・課題などを調査・分析・評価します。

【実績】国の科学技術イノベーション政策動向の情報収集・分析、国の最新ファンディン グ動向の情報収集・分析、本学の学術研究動向のモニタリング、本学の科学研究費補助金採択状況に関する分析、本学の大学ランキングに関する分析、本学の研究活動に関する意識・実態調査等

研究戦略の立案・提言

調査・分析の結果や様々なエビデンスをベースとして、本学が推進すべき研究戦略を検討し、適宜現場の研究者との議論や関連箇所との連携を深めつつ、学内外に対して実現可能な案を立案・提言します。

【実績】全学研究会議等での情報提供、理事会への提言、研究院における重点領域研究の領域提案、政策として実施すべき研究課題の行政機関への提案、外部機関における提言活動の支援(日本私立大学団体連合会、学術研究懇談会(RU11)、産業競争力 懇談会(COCN)など)、第4期科学技術基本計画に関するパブリック・コメント等

研究活動の推進・支援

学内で展開される研究活動の企画・立案や研究環境の改善、競争的な大型外部資金の申請、国内外の研究機関との連携、産学官連携の推進などを支援します。

【実績】国の競争的な大型外部資金申請(スーパーグローバル大学創成支援事業、研究大学強化促進事業、グローバルCOEプログラム、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(いずれも文部科学省)、先端イノベーション拠点整備事業(経済産業省)、最先端・次世代研究開発支援プログラム(内閣府)など)、産学官連携プロジェクトの設計・推進、重点領域研究評価システムの構築の支援など

人的ネットワークの拡大

学内外の人的ネットワークの拡大に努め、研究現場の活性化に資する様々な専門知識・情報を獲得することで、戦略立案力や組織編成力の更なる向上を目指します。

【実績】学内における公的資金制度や研究評価システムに関するレクチャー、(独)科学技術振興機構研究開発戦略センター(JST CRDS、公的シンクタンク)への人材派遣、研究・技術計画学会での研究成果発表、海外の研究関連機関との研究戦略に関する意見 交換

 

専任センター員

棟近 雅彦 所長・理工学術院教授

【専門分野】
品質マネジメント
【経歴】
1982年東京大学工学部反応化学科卒業、1987年同大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。同年同大学工学部反応化学科助手、1992年早稲田大学理工学部工業経営学科(現経営システム工学科)専任講師、1993年同助教授、1999年同教授(棟近研究室HP)。2012年9月から早稲田大学研究戦略センター所長。

小林 直人 副所長・教授

02_kobayashi-3【専門分野】
研究戦略・評価、半導体材料工学、 量子ビーム工学、超高速光デバイス工学
【経歴】
1978年京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻博士課程修了、工学博士。1978年通商産業省工業技術院電子技術総合研究所入所。1983年9月から1984年9月まで西ドイツ・カールスルーエ原子核研究センター客員研究員、1988年9月から12月まで米国コーネル大学客員研究員。1996年量子放射部放射線応用研究室長、1997年企画室長、1998年量子放射部長。2001年(独)産業技術総合研究所・光技術研究部門長、2003年同・理事(評価部長・環境安全管理部長兼務)。2009年から早稲田大学研究戦略センター教授、2011年から同センター副所長。

中島 一郎 教授

nakajima-3【専門分野】
研究組織、セキュリティ・マネジメント、産業政策
【経歴】
1970年東京大学工学部電子工学科卒業。1975年から1977年までl’Ecole Nationale d’Administration(ENA、フランス)留学。博士(工学、東北大学)。1970年通商産業省入省。関東通商産業局長、環境立地局長を歴任。2001年から(独)産業技術総合研究所・理事・企画本部長。2003年から東北大学大学院工学研究科教授。2005年から同大学未来科学技術共同研究センター長(兼任)。2008年10月から同大学産学連携推進本部長(兼任)。2001年から早稲田大学客員教授(環境総合研究センター等、兼任)。2009年から早稲田大学研究戦略センター教授。2010年から 同大学研究推進部産学官連携担当部長。

松島 裕一 教授

matsushima-3【専門分野】
研究戦略・評価、オプトエレクトロニクス、光通信・ネットワーク方式
【経歴】
1978年早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻博士後期課程修了、工学博士。1978年国際電信電話(株)(現在のKDDI)入社 研究所配属、国際間光海底ケーブル用の各種光デバイス・通信方式の研究開発に従事。1993年から早稲田大学非常勤講師、1995年光エレクトロニクスグループリーダー、1998年(株)KDDI研究所取締役、2001年(株)KDDI研究所代表取締役副所長、2003年(独)通信総合研究所情報通信部門長、2006年(独)情報通信研究機構理事(研究担当)。2010年から早稲田大学研究戦略センター教授。2010年11月から同大学グリーン・コンピューティング・ システム研究機構長。

小島 信明 上級研究員/ 研究院教授

kojima-3【専門分野】
新規事業・海外戦略、地球環境分野
【経歴】
1974年早稲田大学法学部卒業。1974年三菱商事(株)入社。1975年テヘラン大学(イラン)留学。2000年資源・インフラプロジェクト部長、2001年イラン三菱商事社長、2005年事業開発部長等。新規事業の開発・立ち上げに従事。 2010年地球環境・インフラ事業開発グループCEO(常務執行役員)、2014年常勤顧問。2015年(株)日立製作所上席顧問。 2015年から早稲田大学研究戦略センター上級研究員/研究院教授。

松永 康 教授

matsunaga-3【専門分野】
研究戦略・評価、プラズマ科学、ナノ構造科学、 数理物理・物性基礎
【経歴】
1990年早稲田大学大学院理工学研究科修了(物理学及応用物理学専攻修士)。1990年(株)東芝ULSI研究所・研究員、半導体プロセスの研究に従事、1992年同社退社。1992年同大学理工学研究科博士後期課程入学、1995年から同大学理工学部助手、1997年博士(理学)取得、1998年から日本学術振興会特別研究員(PD)、2001年から同大学理工学総合研究センター客員研究員、2004年から同大学理工学部客員助教授(専任扱)。同年から21世紀COEプログラム「多元要素からなる自己組織系物理」拠点および自己組織系物理ホリスティック研究所 事務局長を兼務、研究マネジメント業務に従事。2009年から同大学研究戦略センター准教授、2013年から同教授。2010年日本学術振興会・科学研究費補助金の審査委員表彰。

橋本 和夫 教授

hashimoto-3【専門分野】
人工知能、知識表現、オントロジー、プライバシー管理
【経歴】
1979年東北大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了(工学修士)。1986年米国Brown 大学計算機学科終了(修士(計算機科学))。2001年東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了(博士(情報科学))。1979年国際電信電話(株)(現在のKDDI)入社、研究所配属、人工知能とその応用に関する研究開発に従事。1996年知識情報処理グループリーダ、2000年(株)KDDI研究所取締役、2001年KDDI米国研究所所長。2006年東北大学大学院情報科学研究科教授。2012年東北大学大学院医工学研究科客員教授。2014年から早稲田大学研究戦略センター教授。

白川 芳幸 教授

shirakawa-3【専門分野】
研究戦略・評価、原子力・放射線工学、電気・電子工学、計測・制御工学
【経歴】
1980年東京工業大学大学院理工学研究科電気・電子工学専攻修士課程修了。1980年新日本製鉄(株)入社、1985年から1987年まで英国ハーウエル原子力研究所核物理学部に留学、帰国後、設備部室長、部長代理。1996年福井大学工学部電子工学科講師。1998年科学技術庁(現国立研究開発法人)放射線医学総合研究所入所、放射線計測の研究、放射線教育に従事、人材育成課長、企画課長を経て研究基盤技術部長および代表放射線取扱主任者。2015年神戸大学学術研究推進本部特命教授(シニアURA)。2015年11月から早稲田大学研究戦略センター教授。1993年博士(工学)取得。

菅田 洋一 教授

菅田先生お写真HP3【専門分野】
技術戦略・新規事業、国際標準化、無線通信、インターネット政策
【経歴】
1992年早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程修了。同年郵政省に入省。1995年通商産業省工業技術院総括係長、2005年独立行政法人情報通信研究機構(NICT)ワシントン事務所次長、2009年内閣官房IT担当室企画調査官を歴任。2011年総務省総合通信基盤局企画官時は電波政策に従事、明治大学情報コミュニケーション研究科非常勤講師。2014年NICT総合企画部統括、 2015年総合通信基盤局データ通信課企画官、2016年同局国際周波数政策室長を経て、2017年から早稲田大学研究戦略センター教授。

枝川 義邦 教授

edagawa-3【専門分野】
研究戦略・評価、組織・人的資源マネジメント、脳神経科学
【経歴】
1998年東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了、博士(薬学)。2007年早稲田大学ビジネススクール修了、MBA。同年、早稲田大学スーパーテクノロジーオフィサー(STO)認定。1998年名古屋大学環境医学研究所助手、2000年日本大学薬学部助手、2005年早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構講師、助教授、准教授、2009年早稲田大学高等研究所准教授、2012年帝京平成大学薬学部教授・脳機能解析学ユニット長。2014年から早稲田大学研究戦略センター教授。

丸山 浩平 教授

maruyama-3【専門分野】
リサーチデベロップメント、科学技術政策研究、技術戦略企画、計測学、バイオセンシング
【経歴】
1994年明治大学工学研究科機械工学専攻博士前期課程修了、同年JUKI(株)入社。産業用機械の研究開発に従事。その後、全社の技術戦略、新規事業開発、産学連携などを担当。2004年東京農工大学工学研究科生命工学専攻博士後期課程修了、博士(工学)。2005年から早稲田大学生命医療工学研究所にてナノバイオセンシング研究に従事。2008年早稲田大学ビジネススクールのスーパー・ テクノロジー・オフィサー(STO)プログラム修了。2009年から早稲田大学研究戦略センター准教授。同年4月からJST研究開発戦略センターフェローを兼務し、国のファンディング戦略の策定に従事。2012年から東京農工大学先端産学連携研究推進センター主任URA。URAシステムの立上げ・定着、研究マネジメント業務に従事。2014年から早稲田大学研究戦略センター准教授、2017年から同教授。

島岡 未来子 准教授

shimaoka-3【専門分野】
非営利組織経営、ステークホルダー・マネジメント、協働ガバナンス
【経歴】
2008年早稲田大学公共経営研究科修士課程修了、2013年同研究科博士課程修了、公共経営博士。2011年(公財)地球環境戦略研究機関特任研究員、2011年早稲田大学商学学術院WBS研究センター助手。2014年から早稲田大学研究戦略センター講師、2016年から同准教授。

齊藤 絵理子 准教授

HPsaito5【専門分野】
研究アウトリーチ、コミュニケーション
【経歴】
1996年早稲田大学理工学部卒業、1998年早稲田大学理工学研究科修士課程修了、1998年株式会社電通。広告業界にてマーケティング・制作・プロモーション業務に従事。2014年から早稲田大学研究戦略センター講師、2017年から同准教授。

一之瀬 貴 准教授

一之瀬先生新【専門分野】
研究戦略・評価、スポーツ医科学
【経歴】
1998年早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。2000年同大学大学院人間科学研究科生命科学専攻修士課程修了。2004年信州大学大学院医学研究科生理系専攻博士課程修了、博士(医学)。2004年9月から早稲田大学人間科学部健康福祉科学科助手。2008年4月から(株)早稲田総研イニシアティブ、2009年10月から2012年9月まで早稲田大学研究戦略センターへ出向。2014年から早稲田大学研究戦略センター講師、2016年から同准教授。

 

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