ウーラ・レポート(第1回): スマート社会を拓くグリーン・コンピューティング ー産学連携による社会実装にむけてー

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新人研究リサーチアドミニストレーターのウーラ(WURA;Waseda University Research Administ-rator)が、早稲田大学の研究者が出展・講演しているイベントに参加して、みなさんに研究内容をご紹介していきます。

 

ウーラさ有り
こんにちは、ウーラです!!
今日はグリーン・コンピューティング・システム研究機構(GCS)のシンポジウム「スマート社会を拓くグリーン・コンピューティング―産学連携による社会実装にむけて―」 (2016年2月29日(月)13:00-19:30、於:早稲田大学40号館)に来ました。GCSに所属する4つの研究所の研究成果について、先生方に伺います。

導入画面

 

 

アドバンストマルチコアプロセッサ研究所

A

 所長 笠原博徳 教授

世界最高速の自動並列処理マルチコアコンパイラというソフトを開発し、2020年実用化に向けた自動車におけるエンジン制御や自動運転の高速化や、飲む内視鏡等の医療画像処理速度の高速化・低消費電力化、重粒子線ガン治療における照射プログラム計算の高速化など、エンドプロダクトを製造している企業と問題解決に取り組んでいます。また、地震で停電になっても動かせるスパコンやサーバがあれば、様々な利用価値があると思いますので、太陽電池で動かせるほど消費電力が少ないプロセッサを開発し、総理大臣に見て頂いたり、現在次世代サーバをGCSで設計しています。


00防災科学技術研究所で開発された地震波伝搬シミュレーションプログラムの自動並列化による高速化デモ実験では、計算にかかる時間が63秒→0.64秒と、約100分の1に短縮できちゃいました。この並列化プログラムは、どの会社が製造しているチップにも適用できるんだそうです。笠原先生は白井前早稲田大学総長と共に2013年にオスカーテクノロジーという会社を設立して、社会実装に積極的に取り組まれているんですよ!!

中1

 

知覚情報システム研究所

B

 所長 小林哲則 教授

聞かれたことに断片的に答えるだけでなく、主体的にまとまった知識を伝達できる会話ロボット(SCHEMA:シェーマ)の開発に取り組んでいます。SCHEMAは、多人数で行う会話に参加して、その調整役を務めることもできます。会話に適切なタイミングで割り込んで主導権をとった上で、違った話題を別の人に振るなどして会話の状態をコントロールします。これらの行為を実現するためのシステム設計思想(アーキテクチャ)や実際の手順(プロトコル)の研究を進めています。


000デモでSCHEMA(シェーマ)は、映画の話題でおいてきぼりになっていた学生さんをうまく会話の輪の中に引き入れてくれました。何気なくしている体の向きや視線、相槌などが、ロボットにとってはそれぞれ判断すべき要素になるんですね。いつかウーラとも会話してほしいな!!

中2

 

グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所

C

 所長 鷲崎弘宜 准教授

欠陥を前提としたソフトウェアの開発効率化や品質保証の研究をしています。品質保証用ツールは開発環境によらず「共通に使える」「実際のアクションに繋がる」ことが重要です。また、ツールを使ってもらえることが不可欠ですので、実際に課題を抱えている企業の方々と解決に取り組んでいます。たとえば、バグをできるだけ多くみつけられるように蟻コロニー最適化モデルを組み込んだテスト手法の開発や、バグの数や傾向から、過去の蓄積されたデータをもとに、いつごろそれが落ち着きリリースに至るかを予想するツールなどを開発しました。


0000

効率的にバグを見つけられれば、それだけ開発自体も効率化するわけで、エコな開発と言えますね。鷲崎先生はソフトウェア開発に携わる人のすそ野を広げようと、「まねっこダンス」というスマホ・タブレットで使える中高生向け教育ツールの開発にも積極的に取り組まれているんです!!

中3

 

グローバルロボットアカデミア研究所

D

 所長 岩田浩康 教授

ロボットテクノロジー(RT)を用いたQOL(Quality of life)の向上に取り組んでいます。たとえば、片麻痺リハビリRTでは、足圧を背中部で感知できるようなシステムを組み込んだベストを、患者さんだけでなく療法士さんにも着用してもらうことで、フィードバックを共有し効率的にリハビリを行うことができています。また、妊婦エコー検診RTでは、自動かつ安全に妊婦さんのお腹の画像を撮影し、クラウド上に送信するRTシステムを開発しています。妊婦さんやお医者さんの場所や時間に制限されない検診の実現を目指しています。


00000 リハビリRTでは、一方的に支えるだけではなく、フィードバックによる知覚機能・脳機能の回復という点を大事にしているんだそうです。人に寄り添うロボットテクノロジーですね!!

中4

 

 

ウーラさ有り

 

今日は駆け足でしたが、グリーン・コンピューティング・センターで行われている、様々な課題に挑む産学連携研究をご紹介しました。

 

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WASEDA University

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