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「ナラティブ(物語)・スタディーズの試み」~精神文化論ゼミ(生と精神の言説)

ゼミ紹介

「ナラティブ(物語)・スタディーズの試み」~精神文化論ゼミ(生と精神の言説)

公開日:2015/07/24

10月某日。安藤文人先生の精神文化論ゼミ(生と精神の言説)にお邪魔してきました。サブタイトルは「ナラティブ・スタディーズの試み」。通常は履修学生による発表と質疑応答が主ということですが、今回は、学期のはじめということで安藤先生による講義形式の授業でした。授業の前には、先生が学生と一緒に机の並べ替えをしたり、4年生のゼミ論文の進み具合を心配されたりしていて、学生との距離がとても近く、和気藹々とした雰囲気が漂っていました。授業では先生が、YouTubeを使ってテレビCMを紹介しながら、その中に存在するナラティブ(物語)について解説していました。学生も興味深い様子で耳を傾けており、いきいきと授業に参加している姿がとても印象的でした。

研究室DATA

安藤 文人 教授(現代人間論系)
精神文化論ゼミ(生と精神の言説)

このゼミの前ゼミ長(4年生)の大見拳也さんにお話をうかがいました。

Q1.先生はどんな人ですか?
 先生じゃないみたいです(笑)。というのも、安藤先生は常に僕たちと同じ目線で授業を楽しんでいて、僕たちの発表にも少年のように感心してくれたりします。そんな雰囲気だからこそ、僕たちも下手に気を張らず、授業を楽しめているのだと思います。

Q2.なぜ安藤先生のこのゼミを選択したのですか?
 ガイダンスに参加したときに、先輩たちの雰囲気がとても良かったからです。僕は正直勉強は苦手なので、ゼミに対して不安しかありませんでした。しかし、先輩たちと安藤先生の仲の良さが伝わってきて、この雰囲気なら自分も頑張れるかも知れないと思い、このゼミに決めました。実際その選択は大正解でした。

Q3.このゼミの魅力はなんですか?
 このゼミの大きなテーマは『ことば』です。『ことば』は文学の中だけでなく、日常の至るところに溢れています。そういう意味では、自分の興味のある分野(例えばCMや映画等)を扱えますし、幅広い視野を身につけるにはもってこいだと思います。

Q4.後輩へ一言お願いします!
 全ての学生が思うことだと思いますが、学生生活、本当にあっという間です。やれることは全部やってください、と言いたいところですが、実際は無理ですよね。そこで、何を優先すべきか、自分の中でしっかりと基準を作ってください。ちなみに僕の場合は、授業やサークル仲間との時間など学生の今しか出来ないことを優先しました。

まずはしっかりと自分を見つめ直して、絶対に譲れないものを決めてください。そうすることで、より悔いのない学生生活を送れると思いますよ。

新ゼミ長(3年生)の大日方夏美さんにお話をうかがいました。

Q1.先生はどんな人ですか?
 安藤先生はどんな場面でも楽しんでいるように見えます。例えば授業中は、ご自身のエピソードで、ユーモアを交えて解説してくださいます。はたまた夏休みのゼミ合宿、肝試しの時に一番いきいきとしていたのも安藤先生でした。

Q2.なぜ安藤先生のこのゼミを選択したのですか?
 昔から小説や広告コピーといった文字媒体が好きだったので、それらについて扱っているゼミを探していました。また、ゼミ選択前の懇親会の時にはじめてお会いした安藤先生がとっても気さくで、講義が楽しそうだと思ったことも一因です。

Q3.このゼミの魅力はなんですか?
 グループ発表を通じて、研究の手法を学ぶと同時に興味の幅が拡がっていくのがとても面白いです。小説、映画、CM、音楽など、各人が選ぶありとあらゆる研究対象から、自分がこれまで知らなかった世界を知ることが出来ます。

Q4.後輩へ一言お願いします!
 4年間は案外短い・・・!上級生になればなるほどそう感じます。大学生活という時間は限られているので、興味を持ったことは何でも挑戦してみることが一番大切なのではないでしょうか。私は1年生の頃、何をしたいかすらわからず悩んだ時期がありましたが、それを乗り越えた後はだんだんと学校生活を楽しめるようになりました。とりあえず動いていれば、いろんな出会いがあったり、自分の好きなことが見えてきたりします。やってみたいことはとりあえずチャレンジしてみてください。楽しさのきっかけは至るところにあると思います!

最後に、安藤先生から学生の皆さんへのメッセージをいただきました。

 50代も半ばになって振り返ってみると、自分は好き勝手に生きてきたな、でも矛盾するようですが、そのために随分いろいろなことを我慢したな、と思います。
そして、どの部分を好き勝手にし、どの部分を我慢するかが定まったのは、学生時代だったな、とも振り返って思います。
『どうでもいいこと』と『どうでもよくないこと』の仕分けをしたのが学生時代だった、と言い換えても良いかもしれません。メッセージだかエールだか分かりませんが、一応一言。