現場レポート

小田和正氏作詞・作曲の 『この道を行く』 を初披露!


理工学部2年 引土(ひきつち) 慎也

 早稲田大学グリークラブ創立100周年の記念愛唱歌として、校友でもあるアーティストの小田和正氏に合唱曲の作詞・作曲を依頼し、快く引き受けていただいた。さらに、初披露となる今回の第55回定期演奏会では、ステージ上で指揮を振っていただき、それどころか、普段の練習にも早稲田まで足を運んでくださったのである。

 初めて小田氏を前にして、この曲を学生の指揮により披露したときには、ほとんどの団員は、緊張のあまり、戸惑いながら声を出し、その気持ちが、そのまま演奏に反映されてしまった。

 そんな歌を聴いた小田氏は、練習をいったん中止して、僕らのために突然ピアノを弾き始め、代表曲『言葉にできない』を歌ってくださった。その感動こそまさに「言葉にできない」瞬間であった。人を感動させる歌い方とはどういうものかを実感でき、観客の皆さんを感動、魅了できるような音楽をつくりあげていきたいという思いが、団員一人ひとりに瞬時に広がっていった。心の中のもやもやが消えたその瞬間、僕らの歌はひとつになり、素晴らしいハーモニーを奏で始めた。

 そして迎えた定期演奏会本番。小田氏に指揮を振ってもらっているという喜びと安心感で、我々は楽しんで歌うことができた。ステージ上からでも感動して涙をこぼしてくださる観客の方を見つけることができた。

 今回、作詞、作曲、指揮を快く引き受けてくださった小田和正氏に感謝するとともに、今後も日々精進していきたいと思う。


  「早稲田大学グリークラブ」創立100周年記念愛唱歌
 『この道を行く』 小田和正 作詞・作曲

木漏れ日が ときを刻んでいる
光と陰とを 時計の針にして
青い日々が 僕らを やさしく包んでいる
さえぎるもの 何もない 風は 明日へ 吹いてる
かけがえのない日々 それは きっと今 この時
すべてのことが この場所から 始まろうとしている
この道は どこへ 続いている
僕らは 何を めざしているんだろう
ためらうことはない 恐れることはない
数え切れぬ 季節が 僕らを 待っているんだ
かけがえのない日々 それは きっと今 この時
すべてのことが この場所から 始まろうとしている
遙か遠き日々よ そこから 見えてるか
僕らは 今 何を 信じて 歩いて行けば いいんだろう
月の光が 静かに 今日を 終わらせて
不安と期待を 胸に また 明日を 迎える
遙か遠き日々よ そこから 見えてるか
僕らは 今 何を信じて 歩いて行けば いいんだろう
道は 険しくとも 流れに 背を向けて
僕は 行くんだ 友よ 君の 誇れる 自分でいたい
今を 忘れずにいたい

(2008年1月10日掲載)
(2008年1月17日修正)

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First drafted 2008 January 10.