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友情のメダル 本学に寄贈
 〜西田修平氏旧蔵資料寄贈式〜


友情のメダルとは

友情のメダル
 オリンピックベルリン大会での死闘はあまりにも有名である。1936年第11回ベルリン大会棒高跳では、西田氏は大江季雄選手(慶應義塾大学)と夜間照明を入れての5時間以上の激闘の末、銀メダルを獲得。その後、激闘の思い出として、西田氏の銀メダルと大江氏の銅メダルを半分ずつつなぎ合わせ、「友情のメダル」とした。
「友情のメダル」を寄贈される天野喜代子さん
「友情のメダル」を寄贈される天野喜代子さん

西田修平氏(右)と大江季雄氏

  6月21日、本学大隈会館にて「西田修平氏旧蔵資料寄贈式」が行われた。長女の天野喜代子さんから、オリンピックロサンゼルス大会銀メダルやベルリン大会銀メダルをはじめとした貴重な資料の数々が本学に寄贈された。寄贈品は7月16日から會津八一記念博物館にて公開される(詳細は下記参照)。

   西田氏は和歌山県に生まれ、18歳のとき上京、1935年本学理工学部機械工学科を卒業。和歌山中学在学当時より体操競技で活躍し、日本学生選手権では棒高跳で5連勝、全日本陸上競技選手権では棒高跳で7回の優勝を誇る。オリンピックでは、ベルリン大会(1936年)での「友情のメダル」の逸話はあまりにも有名だが、その前にも「第4回国際学生大会(1930年)金メダル」、「オリンピックロサンゼルス大会(1932年)銀メダル」と華々しい成績を残している。第一線を退いた後も、日本スポーツ界の発展に尽力し、1986年に3人目の本学「スポーツ功労者」として表彰されている。

   寄贈者である長女の天野さんは、「今までは自宅のガラスケースに保管し、来客の際には見せていましたが、父が学んだ早稲田大学に寄贈することで今後は学生さんにも見ていただきたい」との想いから日本陸連を通じて今回、寄贈された。また、「父は自分に厳しく人に優しく、また努力の人でもありました。メダルを目標に早稲田の現役学生からオリンピック選手が出てほしい。『友情のメダル』のように平和や友好を築き、世の中が明るくなってくれれば」と期待を語った。

スポーツ功労者とは

 本学では、創立百周年を記念し、スポーツ振興に顕著な功績のあった校友を表彰することを目的として、「スポーツ功労者表彰規程」を制定。これに基づき、永年にわたりスポーツ界に貢献した方で、かつオリンピック大会3位以内の入賞者・世界選手権大会3位以内の入賞者・世界記録樹立者・国際的功労者およびこれに準じる国内的功労者のうち、いずれか一つに該当する方の中から選定し、表彰している。


特別企画 早稲田大学スポーツ功労者
西田修平と「友情のメダル」展

期間:2005年7月16日(土)〜7月20日(水)
会場: 早稲田大学西早稲田キャンパス曾津八一記念博物館1階ホール
開館時間: 平日・土曜は10:00〜17:00 日曜・祝日は10:00〜16:00
【URL】 http://www.waseda.jp/archives/sub07.html
主催:早稲田大学
展示品は「友情のメダル」の逸話を掲載した小学校教科書以外はすべて天野喜代子氏寄贈によるものである。

(2005年7月14日掲載)

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First drafted 2005 July 14.