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企業変革におけるERPパッケージ導入とBPRとの関係分析

-ERPパッケージ導入ベンダーへの提案- 武田 友美(スカイライトコンサルティング)
根来 龍之 (早稲田大学商学部)  

要約

本研究では、業務改革としての企業におけるERP(Enterprise Resource Planning)パッケージ導入プロジェクトを分析し、またそれに伴って実施されるBPR(Business Process Re-engineering)との関係を企業事例より明らかにするものである。

事例分析は、「戦略整合モデル」、「構造コンテキスト」のフレームワークを用いて行い、具体的な企業11社の公開資料とその関係者に対するインタビューをもとに分析を実施した。

「戦略整合モデル」は「企業変革の経緯」を記述し、「構造コンテキスト」は「企業変革の要因(トリガー)」を分析するものとして用いた。そこから導き出される結果をもとに、ERPパッケージ導入とBPR実施の関係パターンモデルを作成した。これらのパターンは、①BPR⇒ERP型(BPR先行型)、②BPR=ERP型(BPR優先型)、③ERP=BPR型(ERP優先型)、④ERP⇒BPR型(ERP先行型)の4つに分類され、それぞれに特徴があることが明らかになった。つまり、企業変革の要因を決定づけるものとして、構造コンテキストにおける、「ERPに対する想定」と「上位者の意識」があり、その後の企業変革の経緯が4つのパターンに決まることが分かった。

これらの結果をもとにERPパッケージ導入を成功に導くための施策を考察し、ERPパッケージ導入に関わるベンダー(ERPパッケージベンダー、SI業者、コンサルタント)に対して提案を試みたものである。

掲載

2003年6月9日掲載

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