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クスマノ&ガワーのプラットフォーム・リーダーシップ「4つのレバー」論の批判的発展

―クスマノ&ガワー事例の再整理ならびにJavaの事例分析を通じた検討― 根来 龍之 (早稲田大学大学院教授/IT戦略研究所所長)
加藤 和彦 (早稲田大学大学院商学研究科)

要旨

本稿は、クスマノ&ガワー(2002)のプラットフォーム・リーダーシップの「4つのレバー」論の批判的発展を図るものである。具体的にはクスマノ&ガワーのフレームワークにプラットフォームを境にした上位層と下位層の区別と5つ目のレバー(収益モデル)を追加することを提案する。本稿では、この提案に基づいてクスマノ&ガワーが取り上げている事例の再整理とプログラム言語Javaの事例分析を行なう。この事例の再整理と事例の追加によって、上記提案の意義を示す。具体的には、上位層と下位層の区別によって、プラットフォームの上位層と下位層に対するオープンとクローズドの戦略がもたらすリーダーの産業生態系にもたらす影響力とコントローラビリティ(操作可能性)を可視化しやすくなる。また5つ目のレバー(収益モデル)の追加によって、リーダー企業の成果指標の一つである収入と補完業者のインセンティブを左右する要因の検討がより可能になることを示す。

掲載

2006年1月20日改訂版掲載(ver.2)、2005年12月掲載(ver.1)

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