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経営学におけるプラットフォーム論の系譜と今後の展望

根来 龍之(早稲田大学大学院商学研究科教授/IT戦略研究所所長)
足代 訓史(早稲田大学商学学術院総合研究所助手/大学院商学研究科博士後期課程)

要旨

経営学におけるプラットフォーム論研究において、その分析対象やプラットフォームの捉え方が多様化している。本稿においてはその系譜と現状を整理することを意図し、プラットフォーム論研究の系譜を、(1)プラットフォーム技術・部品論、(2)プラットフォーム製品論:基盤型PF論、(3)プラットフォーム製品論:媒体型PF論の3つの流れとして整理する。文献レビューを通じて、プラットフォーム技術・部品論に関しては自動車の製品開発研究を出自とした製品開発におけるプラットフォーム戦略が研究の流れの中心であること、基盤型PF論はプラットフォーム・リーダーシップとそれに関連したエコシステム論の議論が重要な位置づけを占めること、そして、媒体型PF論はプラットフォーム・ビジネスを対象とした研究とTwo-Sided Platform戦略に関する研究が大きな2つの流れであることを示す。加えて、プラットフォーム製品論における基盤型PF論と媒体型PF論との融合、社会プラットフォーム論への展開、の2つを今後のプラットフォーム論の発展方向の例として提示する。

キーワード

プラットフォーム技術・部品論、プラットフォーム製品論、基盤型プラットフォーム、メディア型プラットフォーム、プラットフォーム・リーダーシップ、エコシステム、プラットフォーム・ビジネス、社会プラットフォーム論

掲載

2011年5月掲載、2011年9月更新

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