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IBMメインフレーム:巨竜は生き残る

髙田晴彦

要旨

本ケースは、コンピュータ業界におけるメインフレームの盛衰と、その代表的メーカーであるIBMの戦略について記載している。

メインフレームとは、企業の基幹業務システムなどに用いられる大型の汎用コンピュータであり、極めて高い処理性能と信頼性を持つハイエンド製品である。コンピュータ業界特有の度重なる技術革新や新たなアーキテクチャーの登場にも関わらず、誕生から40年以上が経過しながらもいまだに多く販売され、広範なITシステムで活用されている稀有な特徴を持つ。

とりわけ、ダウンサイジングの到来は大きな波としてメインフレームに襲い掛かり、消滅の危機にさらされた。そして、そのメインフレームを主力製品としていたIBMは、一時は企業の存続すら危ぶまれる状況にまで陥ったが、その後見事な復活を遂げ、2010年時点においてもこの市場を堅守し、いまなお多くの収益をメインフレームからあげている。

IBMとメインフレームに再生をもたらしたのは、メインフレームの価値を高め、引き出した同社の巧みな戦略にあった。

掲載

2010年3月23日掲載

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