『Intelligence』第12号目次

■ 特集:プランゲ文庫研究の10年 ■

  • プランゲ文庫とデータベースの完成 / 山本武利
  • 占領期(1945~1949)GHQの出版物検閲――図書・パンフレットを中心としたプランゲ文庫所蔵資料の現状 / 坂口英子
  • 占領下日本の情報宇宙と「原爆」「原子力」――プランゲ文庫のもうひとつの読み方 / 加藤哲郎
  • GHQ 検閲と「古典」評価の変容 / 川崎賢子
  • GHQ占領期における在日朝鮮人団体機関紙の書誌的研究 / 小林聡明
  • 戦後占領期の朝鮮人学校教科書に見る「民族意識」――プランゲ文庫所蔵の史料を通して / 池貞姫

■ 特集:危機のインテリジェンス ■

  • 対日心理戦としての朝鮮戦争報道 / 土屋礼子
  • 上海居留民を扇動するメディア『大陸新報』 / 山本武利
  • 永末英一と世論調査 / 井川充雄
  • 【資料紹介】GHQ参謀第二部略史 第二章 GHQ/SWPA軍事諜報部 / 解説:土屋礼子 訳:白水祥太郎

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  • 紙の支配と紙による支配――《出版新体制》と権力の表象 / 五味渕典嗣
  • 「明朗サラリーマン小説」の構造――源氏鶏太『三等重役』論 / 鈴木貴宇
  • 雑誌『真相』検閲の事例紹介 / 原田健司
  • 新着図書紹介 2011年