ヒューマンパフォーマンス研究所

ヒューマンパフォーマンス研究所

人間の潜在的な身体能力を開発する科学・工学的体系の構築を目指し、そのための具体的な方法論を考案・実践すべく、早稲田大学重点領域研究機構の研究所として2017年4月に設立されました。「身体能力開発学への挑戦」を全体テーマとして、様々な領域の専門家がコンソーシアムを構成し、4つの基盤テーマに基づいた研究を遂行、スポーツ選手の競技力向上とその成果の一般社会への応用に取り組む中で、子どもから高齢者を含む人間の身体能力開発に向けて、新たな身体像に基づく価値観と方法論を創出します。まずはアスリートを対象に、最先端の科学技術とコーチング技術の連携によって、競技力向上に即効性があり、直接つながり得るサポートを通じて、試合における「あと一歩」を後押しし、世界大会における日本選手の活躍に資することを目指します。この目的を達成するために、以下の基盤テーマを中心に研究を展開しています。

①よい動作の体感・実践
②身体能力徹底解析・タレント発掘
③最適コンディショニング
④身体能力向上モダリティ

「身体能力開発学」とは
本研究所におけるプロジェクトで提案し、その構築を目指す学術領域です。スポーツや日常生活における(精神機能を含む)身体能力とその可塑性に関し、人間に対する深い洞察に基づく革新的・独創的な知見を踏まえ、様々な身体的特徴を有する幅広い年齢層の人間の潜在的な身体能力の開発を図る学際的な研究・教育分野です。スポーツ科学・理工学・医学・歯学・教育学などの基盤領域を足がかりに、産・官との連携を深化させながら、従来の学問領域に留まらない総合的な知としての新たな学術領域を構築します。

❶よい動作の
体感・実践

トレーニング方法、フィールド研究、ツール・センサ・インタフェース開発

競技者における道具との関係性のデザイン

「自転車ペダリングにおける回転機構操作によるスキルトレーニング」など

❷身体能力徹底
解析・タレント発掘

身体能力評価法の開発と応用、研究と教育の一体化と指導法策定

競技力の評価と最適トレーニング法の提案

「競技力向上を目的としたエリートアスリートの身体能力評価」など

❸最適
コンディショニング

コンディショニング・障害予防方策の開発、エビデンスに基づく健康増進法の提案

即効性の高いコンディショニング法の開発

即効性の高いコンディショニング法の開発

フィールド研究・トレーニングへの応用

フィールド研究・トレーニングへの応用

❹身体能力向上
モダリティ

トレーニング方法、パフォーマンス向上サポートウェア・装具のデザイン・開発、教育・指導法の提案

インソールの開発および評価

インソールの開発および評価

皮膚から直接生体電気信号を検出する「電子ナノ絆創膏」として応用

「電子ナノ絆創膏」として応用