NEWS

文部科学省「卓越大学院プログラム」中間評価 最高評価の「S」を獲得

「パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム(以下、PEP育成プログラム)」は、2022年に実施された文部科学省「卓越大学院プログラム」の中間評価において、最高評価の「S」を獲得しました。

【事業概要】
卓越大学院プログラムは、国内外の機関と組織的な連携を行いつつ、世界最高水準の教育力・研究力を結集した5年一貫の博士課程学位プログラムの構築、あらゆるセクターを牽引する卓越した博士人材の育成、人材育成・交流及び新たな共同研究の創出が持続的に展開される卓越した拠点の形成を狙いとする事業です。
本事業には平成30年度から令和2年度で30機関が選定されており、本学は私立大学で唯一採択されています。

【中間評価】
中間評価は、書面評価、現地調査、ヒアリングの3段階で行われました。その結果、本学は「計画を超えた取組であり、現行の努力を継続することによって本事業の目的を十分に達成することが期待できる。」という最高の「S」評価を受けました。

特に評価された点として、早稲田大学が全学を挙げて取り組む「Waseda Carbon Net Zero Challenge 2030s」における人材育成面でPEP育成プログラムが中核に位置付けられ(下部参照)、総長のリーダーシップのもと大学院全体の改革と方向づけを牽引するものとなっている点、13 連携大学共通の理念のもと、定量的教育指標の標準化を行うためPEPルーブリックを開発・活用している点、共同研究を通じた学生指導と RA 費支援を行う等の体制が構築されている点、学生の所属大学主査、連携大学副査、早稲田大学人社系教員、企業コンサルティング教員等による共同での審査体制が構築されている点等が挙げられています。また、「産学連携、人材育成のエコシステムの構築」についても順調に進んでいると評価されており、今後もこれらの活動をより一層活発化していく予定です。PEP育成プログラムの発展にご注目ください。

【日本学術振興会WEBサイト】

・  卓越大学院プログラム

・  「卓越大学院プログラム」中間評価結果

「卓越大学院プログラム」中間評価結果(早稲田大学)(PDF)

【カーボンニュートラル人材育成におけるPEP育成プログラム】
・  Waseda Carbon Net Zero Challenge 2030s

【本プログラムの概念図】