学部入学案内
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HE LEARNINGHE LEARNING 所沢キャンパス以外の学生たちとも交流がしたいと思い、3年次の春学期から積極的に全学オープン科目を履修しました。科目数がとても豊富で、シラバスを眺めて何を履修するか考えるだけでも胸が躍ったのを覚えています。特に力を入れて取り組んだのが「リーダーシップ」に関する科目群の履修です。この授業ではPBL(Project Based Learning)の手法が用いられており、課題の解決に向けた学生同士のディスカッションに多くの時間が割かれます。学部や学年といった垣根を超えて議論を交わすことは、自分の強みや弱みを知る機会にもなりました。 いろいろな意見や価値観に触れる機会も多く、他者の“世界”を理解していく過程では傾聴力が身につきました。この傾聴力を活かして相手の発言の意図や真意を推し量ることができるようになったことで、発展的な議論に必要な質問力の向上にもつながったと思います。みんながリーダーであり、適材適所で主体的に動いてチームとしての成果を挙げる、という“次世代のリーダーシップ像”を社会人になっても体現していきたいですね。中林 竜清Nakabayashi Tassei神奈川県・横浜隼人高校出身人間科学部 健康福祉科学科4年何を履修しようか心躍る豊富な科目群学部や学年の垣根を超えた議論は自分の強みや弱みを知る機会にもなる幅広い教養Liberal Studies 英語で理工系の分野を学ぼうと思い、留学に備えた準備として語学関連の全学オープン科目を履修しました。「Tutorial English」は学部設置の語学の授業よりも少人数で「話す」「聞く」に特化しているため、英語の言い回しに舌を馴染ませることができました。また、オンラインで受講できる「Academic Writing through the Internet」では、エッセイを書く際のテーマの集め方や文章構成、正しい単語の使い方といった英文ライティングのルールをチューターの方に細かく指導していただきました。 念願叶って、2年次の秋からアメリカ・オレゴン大学への長期留学が実現。生物学や生理学についての見識を深めました。現地の授業はディスカッションの機会も多いため、事前準備のおかげでとても有意義な留学にすることができたと思います。将来は睡眠に関わる「時計遺伝子」の研究に取り組みたいと考えていますが、研究を進めていけば英語の論文精読や海外での学会発表の機会など、これまでの経験を大いに活かせる場面もあるでしょう。早稲田の学びの環境をさらに活用しながら、目標の達成に必要な力を蓄えたいと思います。安藤 志帆Ando Shiho東京都・早稲田実業学校高等部出身先進理工学部 電気・情報生命工学科3年留学に向けた準備にも最適な語学関連プログラムのおかげで現地での生活がより有意義なものに語学力Language AbilitySTUDENT'S VOICESTUDENT'S VOICE121

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