Baidu IME等の日本語入力ソフトの利用における注意について

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お知らせ

PC、スマートフォンなどで日本語を入力する際に使用する日本語入力ソフト(IME)には、インターネット上のサーバと通信しているものがあります。
日本語変換の際に使用する ユーザ辞書がサーバにあることで、変換候補が増える、所有する複数の端末で共有でき変換効率があがるなどのメリットがありますが、以下のような危険性がありますので、ご利用の際には十分にご注意ください。

1.PC、スマートフォン内のユーザ辞書情報がサーバに送られる。
一般名詞等であれば問題がなくても、入力短縮のためにクレジットカード番号や電話番号、住所などを登録していた場合には、これらの情報がサーバ上に保存されてしまいます。

例)<登録単語>       <登録単語が入力された際に変換される文字列>
  くれじっと     →  XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
  ○○さんあてさき  →  東京都新宿区~

2.日本語を入力する際に、入力した内容がサーバに送られる。
PC上で編集している文書ファイルなどであっても、入力内容がそのままサーバに送られることもありますので、機密性の高い文章や個人情報なども送られてしまいます。

1、2ともに、通信が暗号化されていない場合には、途中経路での盗聴もあり得ます

日本語入力ソフトの中には、このような説明がなかったり、他のソフトウェアと一緒に意図せずインストールされるものもありますので、利用している日本語入力ソフトをご確認ください。不要なもの、心当たりのないものはアンインストールしてください。

なお、こうした問題があると報告されているIMEとして次のものがありますので、ご利用の際には十分ご注意ください。

  • 百度(Baidu)IME
  • Simeji
参考URL

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Updated : 2013/12/26