早稲田大学では、2021年1月1日よりElsevier社(以下、Elsevier)と「購読契約+ゴールドOA」(以下、「購読+GOA」)モデル*1契約を締結することとなりました。この契約により、Elsevierが刊行するジャーナルのオープンアクセス(以下、OA)対象誌へ、責任著者(Corresponding Author)が自らの論文をOA出版する際の費用が軽減されます。適用条件等、詳細は下記をご参照ください。
なお、「学術論文に係る補助制度」等の学内制度における支援対象とは対象者の範囲が異なりますのでご注意ください。
記
- 対象期間*2: 2021年1月1日~2023年12月31日
←1年間の延長となりました(2022.2.16更新) - 対象者: 指定のドメイン名を持つメールアドレスを登録した責任著者(Corresponding Author)*6
指定のドメイン名:waseda.jp、aoni.waseda.jp、akane.waseda.jp、asagi.waseda.jp、fuji.waseda.jp、moegi.waseda.jp、ruri.waseda.jp、suou.waseda.jp、toki.waseda.jp
- 対象ジャーナル*3: 左記リンクより対象ジャーナルリストを取得してください。
※Elsevier社のWebサイト内(Agreement between JUSTICE and Elsevier)からも、対象ジャーナルを検索いただくことが可能です。 - 対象論文: 早稲田大学に所属する責任著者(Corresponding Author)が、所定の手続き*4において手続きした論文
- APCの割引率*5:
2021 2022 2023 (1)Cell Press / Lancet 10% 15% 15% (2)上記以外 15% 20% 20% 各論文の投稿年における割引率は、早稲田大学の過去の年間OA論文出版数によって決定されます[(1)10%または15%、(2)15%または20%]。割引率が決定しましたら毎年上記表を更新致します。
- APC割引の流れ: 出版確定後*5、責任著者(Corresponding Author)が所定の手続き*4に沿ってOA出版オプションの選択およびAPC割引の申請を行うと、大学が上記の「対象ジャーナル」、「対象論文」に該当することを確認しAPC割引を承認します。
*1 「講読契約+ゴールドOA」(購読+GOA)モデルとは、「学術雑誌へのアクセス料(購読料)」と、「責任著者(Corresponding Author)が学術雑誌へ論文をOA出版する際に支払う費用の一部」とをセットにした契約モデル。契約締結時に、大学等の学術機関がセット料金を包括的に支払うことにより、責任著者(Corresponding Author)のOA論文投稿時の費用が割引される。なお、当該契約において割引が適用されるOA論文数は無制限。
*2 「論文投稿日」が対象期間内であることがAPC割引の条件となります。適用される割引率は「論文投稿日」の年率を参照ください。なお2024年1月以降の契約モデルについては2024年の情報をご確認ください。
*3 対象ジャーナルは2023年1月時点の情報であり、随時変更となる可能性があります。なお、Cell Press並びにLancetのハイブリッドOA誌や、いくつかの学会誌タイトルは対象外となっています。
*4 所定の手続きについては「早稲田大学におけるElsevier社APC割引の手引き」をご確認ください。手引きに沿っていない申請については、上記の「対象ジャーナル」「対象論文」の要件を満たしていてもAPC割引の対象外となる可能性があります。投稿前に、Editorial Managerにおける個人アカウントの設定を必ず確認してください。
*5 出版確定後は、たとえAPC割引の申請が棄却されたとしても、出版を取りやめることができません。Elsevier社よりオンライン手続中に提示されるAgreementを必ず確認のうえ、論文の出版を行ってください。ただし、投稿先のジャーナルが「ハイブリッドOA誌」の場合、OA出版から通常の出版方式(出版費用は無し)への転換は可能です。
*6 本人確認のため、図書館より登録メールアドレスへ連絡を行う場合があります。
問い合わせ先
早稲田大学図書館資料管理課(電子資料担当)
Email:e-resource(★)list.waseda.jp ※(★)を@に読みかえてください