Waseda Institute for Advanced Study (WIAS)早稲田大学 高等研究所

その他

秋山 徹

名前

秋山 徹 (AKIYAMA, Tetsu)

取得学位

博士(学術)(北海道大学)

資格

准教授

HP(URL)

研究テーマ

中央アジア現代国家の歴史社会的動態:ライフヒストリーとメディア分析を中心に

中央アジア(中央ユーラシア)近現代史を専攻しています。私の研究の目的は、中央アジア現代国家の成り立ちを、現状分析で済ませてしまうのではなく、歴史社会学的な視点から動的かつ包括的に捉え直すことで、中央アジア現地で流行する国史叙述(ナショナルヒストリー)に代わる新たな近現代史像を提示することです。現在取り組んでいる具体的テーマは、ロシア革命期からソ連時代を経て現代に至る約1世紀において、遊牧系民族クルグズ(キルギス)人の旧首領層の動向分析をライフ(ファミリー)ヒストリーの手法を用いて行うとともに、彼らに対する評価を、新聞や映画、戯曲、伝記などのメディアを通して分析することで、国家や民族のあり方とその変遷を、政治史のみならず、社会・文化的側面を併せて総合的に考察しています。

略歴
<学歴>

2002年:明治大学文学部史学地理学科(西洋史学専攻)卒業
2004年:北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻(スラブ社会文化論専修)博士前期課程修了
2010年:北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻(スラブ社会文化論専修)博士後期課程修了

<職歴>

2005年~2007年:カザフスタン共和国教育科学省付属東洋学研究所研修生(平和中島財団日本人留学生奨学生)
2007年~2008年:日本学術振興会特別研究員DC
2010年~2013年:日本学術振興会特別研究員PD(東京大学、東洋文庫)
2013年~2016年:早稲田大学イスラーム地域研究機構研究助手
2016年~2018年:早稲田大学イスラーム地域研究機構次席研究員(研究院講師)
2018年~2019年:早稲田大学イスラーム地域研究機構主任研究員(研究院准教授)
2019年~:早稲田大学高等研究所准教授
2019年~:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター客員准教授

<教歴>

2012年~2013年:中央大学文学部
2014年:茨城大学人文社会科学部
2014年~2019年:慶應義塾大学文学部
2014年~2019年:駒澤大学文学部
2015年:神奈川大学経営学部
2016年~:東洋大学文学部
2016年~2018年:早稲田大学グローバルエデュケーションセンター

研究項目

中央アジア、中央ユーラシア、クルグズスタン(キルギスタン)、遊牧民、ロシア帝国、ロシア革命、ソ連、ナショナルヒストリー、グローバル(トランスナショナル)ヒストリー、ライフ(ファミリー)ヒストリー、ミクロヒストリー、メディア研究、イスラーム地域研究、近代化、協力者(コラボレーター)、仲介者、伝統的首領層、知識人、モビリティ、生存戦略

主な研究業績
<著作>
  • 秋山徹『遊牧英雄とロシア帝国:あるクルグズ首領の軌跡』東京大学出版会、243頁、2016年。
  • 秋山徹「キルギス人(クルグズ人):中央アジアの山岳遊牧民」小松久男編『テュルクを知るための61章』明石書店、2016年、128-132頁。
  • 秋山徹「遊牧英雄のリアリズム:近代を生きたあるクルグズ首領一族の生存戦略」小松久男・島田志津夫・野田仁編『近代中央ユーラシアの眺望:研究の新展開』山川出版社、近刊。
<論文(日本語)>
  • 秋山徹「ロシア帝国支配下のクルグズ人社会:請願書に映し出された社会的諸関係とその変貌」『内陸アジア史研究』18号、2003年、39-62頁。
  • 秋山徹「20世紀初頭のクルグズ部族首領権力に関する一考察:シャブダン・ジャンタイの葬送儀式の分析をてがかりとして」『内陸アジア史研究』24号、2009年、83-104頁。
  • 秋山徹「クルグズ遊牧社会におけるロシア統治の成立:部族指導者「マナプ」の動向を手がかりとして」『史学雑誌』119編8号、2010年、1-35頁。
  • 秋山徹「クルグズ遊牧社会におけるロシア統治の展開:統治の仲介者としてのマナプの位置づけを中心に」『スラヴ研究』58号、2011年、29-59頁。
  • 秋山徹「混成村落の成立にみる20世紀初頭のクルグズ-ロシア関係」『日本中央アジア学会報』8号、2012年、21-42頁。
  • 秋山徹「ロシア統治下におけるクルグズ首領層の権威について:遊牧世界とイスラーム世界のはざまで」『東洋史研究』71巻3号、2012年、29–57頁。
<論文(英語)>
  • Tetsu Akiyama, “Nomads Negotiating the Establishment of Russian Central Asia: Focusing on the Activities of the Kyrgyz Tribal Chieftains”, Memoirs of the Research Department of the Toyo Bunko, vol.71, pp. 141-160, 2013.
  • Tetsu Akiyama, “Why Was Russian Direct Rule over Kyrgyz Nomads Dependent on Tribal Chieftains “Manaps”?”, Cahiers du Monde russe, vol.56(4), pp.625-649, 2015.
  • Tetsu Akiyama, “Aspects of the Islamic Engagement of a Kyrgyz Tribal Chieftain in Russian Central Asia”, Journal of Islamic Area Studies, vol.9, pp.16-26, 2017.
    ・Tetsu Akiyama, “Development of ‘Peasants-Kirgiz’ in Russian Central Asia: A Case Study on the Establishment of Mixed Settlements”, Journal of Islamic Area Studies, vol.10, pp.30-45, 2018.
  • Tetsu Akiyama, “From Collaborator to a Symbol of Revolt against Russia: Socio-Political Conditions after the Death of a Kirghiz Chieftain at the Beginning of the Twentieth Century”, Journal of Islamic Area Studies, vol.11, pp.47-59, 2019.
趣味 関心

・趣味:散歩、日曜大工、芸術鑑賞
・好きな食べ物:揚げ出し豆腐、蕎麦、ボルシチ
・夢:クルグズスタンの渓流・湖でのフライフィッシング

所属学会

史学会
内陸アジア史学会
日本中央アジア学会
Central Eurasian Studies Society

受賞歴

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