大会を通じて、他の団体の選手と仲良くなれるのも魅力
「トランポリン同好会」
幹事長 人間科学部 4年 水沼 昂士(みずぬま・たかし)
トランポリン同好会では、トランポリンを日々練習し、大会への参加・入賞を目指しています。トランポリンといえば遊戯施設やダイエット用のものを思い浮かべる人が多いと思いますが、私たちはそれらよりも大きくよく跳ねる、オリンピックでも採用されている公式トランポリン台を使っています。
設立は1967年とかなり歴史がある本サークル。正直、どのような経緯で設立されたのかは把握していません(笑)。しかしながら、過去に所属していた先輩方がたくさんいらっしゃるため、大会参加時や通常練習では帯同いただき、お世話になることもあります。現在指導していただいている森田弘文コーチ(日本体操協会公認コーチ)も出身者のお一人で、森田コーチの下、安全を心掛けて所沢を中心に練習を行っています。

2023年の全日本学生トランポリン競技選手権に出場したメンバーとの集合写真。2024年は8月に開催予定で、団体優勝と個人入賞を目指しています!
私は、大学から新しいことを始めたい、珍しいスポーツをやりたい、と思ったことをきっかけにトランポリン同好会に入会しました。体操競技の経験が無かったため、まず基礎から身に付けましたが、私のように全くの初心者として入会し、練習する中で上達していく学生がほとんど。半年ほど継続して練習すれば、大会に出場できるレベルまで到達できます。さらに最近は、トランポリン競技の経験者が入会することも増え、初心者メンバーがアドバイスを受けたり、逆に経験者メンバーは教えることで自身のスキルを見直したりと、楽しく練習しながら互いに化学反応を起こし、大会での活躍を目指しています。

経験者のジャンプを見て参考にしている様子。初心者はまず、森田コーチが調整した練習メニューを基に、日本体操協会が定める基準をクリアすることを目指します
私たちが一番大きな年間の目標として掲げているのが、夏に開催される「全日本学生トランポリン競技選手権」での入賞です。過去には団体で優勝したことも! 他にも、埼玉県内の大会や国際親善試合に出場していますが、他団体の選手と交流できることが、大会出場の大きな楽しみの一つです。シンガポールでの大会に参加した際には、現地の選手と英語で文化交流を行いました。こういった、選手同士で活発なコミュニケーションが取れるのは、まだまだ競技人口が少ないトランポリン競技ならではの特徴だと思います。
写真左:団体で優勝した2023年の国際試合にて。全参加選手での集合写真
写真右:2022年のシンガポール遠征での集合写真
この早稲田から競技人口を増やすべく、トランポリン同好会は年間を通じ、学部・学年問わず新規会員を募集しています(現在、サークル員の約1/4は早稲田キャンパス生!)。随時練習体験を受け付けているので、興味のある方はぜひお気軽に各種SNSアカウントのダイレクトメッセージまでご連絡ください。空中で自在に体を動かせる楽しさや、数十秒の演技で全てを出し切る緊張感を味わえるのはトランポリンならでは。トランポリン同好会で一緒に飛躍の夏を迎えませんか?
5月26日に開催された「第57回東日本学生トランポリン競技選手権大会」での演技。演技者の河江さん(政治経済学部1年)はトランポリン経験者として今年入会してくれました。大学生として初めて迎える大会だったため、非常に緊張しつつも技を成功できて良かったそう
【公認サークル情報】
◆サークル名:トランポリン同好会
◆団体区分:学生の会
◆サークル創設年:1967年
◆ジャンル:その他のスポーツ
◆活動日時:月・水・金 15:00~17:00、土 11:00~13:00
◆構成人数:21名
◆活動場所:所沢キャンパス 105号館(スポーツホール)、所沢市内の練習場
◆X:@w_trampoline
◆Instagram:@waseda_trampoline