LINK-J WASEDA NIGHTワークショップ「食×健康×サスティナビリティ」
食の安全保障、タンパク質危機2050、食肉のGHG削減など踏まえたサステナブルな食に対する研究開発やテックビジネスは、健康の視点も入れてわが国のみならず、グローバルに展開されています。本ワークショップでは、「食×健康×サスティナビリティ」と題して、国内外で展開されている研究開発やビジネスの取り組みについて、産学連携の視点から議論します。ハイブリッドで開催いたしますので、万障お繰り合わせの上、ご参加ください。
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概 要
日 時:2024年3月19日(火) 16時-19時(15時45分受付開始、ネットワーキング18時-19時)
会 場:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
日本橋ライフサイエンスビルディング 2階201大会議室
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11)
開 催 形 式 :リアル会場+オンライン(Zoom)
参加申込先:https://evententry.link-j.org/public/seminar/view/7096
対 象:どなたでもご参加いただけます(要申込)
参 加 費:無料
主 催:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
共 催:早稲田大学グローバル科学知融合研究所、早稲田大学規範科学総合研究所、
生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)(申請中)
協 賛:内閣府ムーンショット型研究開発制度目標5「循環型協生農業プラットフォームコンソーシアム」
/目標5「昆虫利用型食料生産コンソーシアム」
早稲田大学先進生命動態研究所
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構
東京女子医大・早稲田大連携 先端生命医科学センター(TWIns)
Beyond 2020 NEXT PROJECT
後 援:産業競争力懇談会(COCN)
プログラム
総合司会 早稲田大学 理工学術院准教授 野崎 千尋
16:00 開会挨拶
早稲田大学 理事・理工学術院教授/LINK-J 運営諮問委員 若尾 真治
16:05 主催者挨拶
LINK-J 常務理事/三井不動産フェロー ライフサイエンス担当 三枝 寛
16:10 基調講演 「海洋資源×食×健康」
「循環型協生農業プラットフォームコンソーシアム」 プロジェクトマネージャー
/早稲田大学 理工学術院教授 竹山 春子
16:40 休憩
16:50 パネルディスカション 「食×健康×サスティナビリティ」
◆モデレーター
朝日 透 早稲田大学 グローバル科学知融合研究所所長・理工学術院教授
/「昆虫利用型食料生産コンソーシアム」 副プロジェクトマネージャー
◆パネリスト
髙谷 和宏 NTTグリーン&フード株式会社 取締役CTO・プラント部長
松本 恵子 株式会社 島津製作所 分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 LCBU 副ビジネスユニット長
葦苅 晟矢 株式会社 エコロギー CEO
竹山 春子 「循環型協生農業プラットフォームコンソーシアム」 プロジェクトマネージャー
/早稲田大学 理工学術院教授
17:55 閉会挨拶
早稲田大学 ビジネススクール(大学院経営管理研究科)准教授/LINK-J サポーター 樋原 伸彦
18:00~19:00 ネットワーキング
挨拶
若尾 真治(早稲田大学 理事・理工学術院教授/LINK-J 運営諮問委員)
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1993年早大博士修了(博士(工学))。1996年早大専任講師、1998年助教授、2006年教授。2016年-2020年早大先進理工学部長兼大学院先進理工学研究科長。2020年-2022年早大リサーチイノベーションセンター研究戦略センター所長。2022年9月早大理事(現在に至る)。一般社団法人日本太陽エネルギー学会理事、経産省産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会産業保安基本制度小委員会委員長など歴任。専門は電磁エネルギーシステム工学。
三枝 寛(三井不動産株式会社フェロー ライフサイエンス担当/LINK-J 常務理事)
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1989年東京大学経済学部卒業、1998年東京大学大学院法学政治学研究科修了(三井不動産からの国内留学)。1989年三井不動産株式会社に入社後、2011年企画調査部企画グループ長、2016年日本橋街づくり推進部事業グループ長、2017年ライフサイエンス・イノベーション推進室長、2019年ライフサイエンス・イノベーション推進部長、2021年一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)事務局長(三井不動産と兼務)、2022年同理事(三井不動産と兼務)を経て、2023年三井不動産株式会社フェロー(ライフサイエンス担当)(現任)、LINK-J常務理事(三井不動産と兼務・現任)。
樋原 伸彦(早稲田大学 ビジネススクール(大学院経営管理研究科)准教授/LINK-J サポーター)
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東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業、東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。 世界銀行コンサルタント、通商産業省通商産業研究所(現・経済産業省経済産業研究所)客員研究員、米コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所助手、カナダ・サスカチュワン大学ビジネススクール助教授、立命館大学経営学部准教授を経て、2011年から現職。米コロンビア大学大学院でPh.D.(経済学)を取得。一般社団法人日本エフェクチュエーション協会 代表理事、早稲田大学イノベーション・ファイナンス国際研究所 所長。
パネリスト
竹山春子(循環型協生農業プラットフォームコンソーシアム プロジェクトマネージャー/早稲田大学 理工学術院教授)
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1984年東京農工大学農学部環境保護学科卒。1992 年博士(工学)。東京農工大学工学部助手、助教授、教授を経て2007 年4 月より現職。2020年より、内閣府ムーンショット目標5(2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出)のプロジェクトマネージャーに選出され、世界規模での人口増加、気候変動、気象災害、および食生活の変化に対応できる、持続的な生産技術基盤の構築を目指している。2023年からは、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)バイオ分野のプログラムオフィサーを務め、国際的な共同研究の推進、若手人材の育成にも注力する。専門は、境微生物ゲノム工学、遺伝子資源活用、バイオ計測、シングルセル解析。
髙谷 和宏(NTTグリーン&フード株式会社 取締役CTO・プラント部長)
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1995年、岡山大学大学院工学研究科修士課程を修了後、2019年に京都大学大学院工学研究科博士後期課程を修了、博士(工学)。2020年よりサステナブルシステムグループのリーダーを務め、NTT宇宙環境エネルギー研究所 サステナブルシステムグループ 主幹研究員を経て、現職に至る。無線通信システムの通信品質評価技術、屋内無線基地局設計システム、ホームエネルギーマネージメントシステムの開発、ITU-T SG5副議長として、気候変動と循環型経済の国際標準化活動に携わる。専門は無線通信、環境電磁工学。
松本 恵子(株式会社島津製作所 分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 LCBU 副ビジネスユニット長)
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1996年京都大学農学部林産工学科卒業、1998年京都大学エネルギー科学研究科 エネルギー社会・環境科学専攻 修士(エネルギー科学)。学生時代はバイオマスの資源化を研究。1998年、島津製作所に入社後は分析化学を専門とし、高速液体クロマトグラフ(HPLC:液体試料に溶解している物質を分離し、含有成分について定性・定量分析する分析機器)の開発に携わっている。食品については、栄養機能(一次機能)、感覚・嗜好機能(二次機能)、生体調節機能(三次機能)に関係する成分群の分析法を、HPLCなどを使って開発しており、ウェルビーイングに関わる食品開発に貢献したいと考えている。嗜好についてはおいしさの特徴を科学的に説明する研究(味わいの可視化)を、主に日本酒を題材に行い他の食品への展開を試みている。生体調節関連としては、茶葉/茶飲料中のカテキン類の分析法を農研機構と共同開発し製品化。社会実装を進めるべく茶業界と一緒に、日本農林規格(JAS)化を推進中。
葦苅 晟矢(株式会社エコロギー CEO)
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1993年生まれ。早稲田大学商学部卒業。2017年に研究成果を活用する形で株式会社エコロギーを創業。2018年12月に単身カンボジアに進出。2019年カンボジアにおいてコオロギ研究・量産体制を確立、同年、「Forbes 30 Under 30 Japan」に選出。現在はカンボジアと日本を往復しながら、カンボジアでの研究・生産体制の強化と日本でのブランディング強化・認知度向上に奮闘中。
モデレーター
朝日 透(早稲田大学 グローバル科学知融合研究所所長・理工学術院教授/昆虫利用型食料生産コンソーシアム 副プロジェクトマネージャー)
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1986年早稲田大学理工学部応用物理学科卒業、1992年博士(理学)、2007年経営学修士を取得。早稲田大学グローバル科学知融合研究所所長、ナノ・ライフ創新研究機構副機構長、早稲田大学「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」副実行委員長、早稲田大学先進理工学部教務主任を務め、学際的研究を推進し、イノベーション人材の育成に取り組む。JST研究成果展開事業大学発新産業創出プログラム「Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE)」プラットフォームコアメンバー、ムーンショット型農林水産研究開発事業目標5の「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」副プロジェクトマネージャーおよび「藻類と動物細胞を用いたサーキュラーセルカルチャーによるバイオエコノミカルな培養食料生産システム」プロジェクトメンバー、JST創造科学技術推進事業(ERATO) 「山内物質空間テクトニクスプロジェクト」プロジェクトマネージャー、尾道市ウェルビーイング政策アドバイザーを務める。専門はキラル科学、生物物性科学、結晶光学、機能性薄膜、対称性の破れ、循環型食料生産システムの研究。
総合司会
野崎 千尋(早稲田大学 理工学術院准教授)
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2004年京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科高分子学専攻博士前期課程修了、2007年星薬科大学大学院薬学研究科薬科学専攻博士後期課程修了、修士(工学)および博士(薬学)。デンマーク国立オールボー大学、フランス国立遺伝細胞分子生物学研究所(IGBMC)、ドイツ国立ボン大学医学部と欧州各地を転々とした後、2020年より現職。オピオイドあるいはカンナビノイドといった嗜好性薬物が寄与するシグナル伝達系をターゲットに疼痛を伴う慢性炎症疾患への寄与について基礎的な研究を重ねる一方、社会受容性の低い動植物資源を過不足なく現代社会に活かす方法を模索している。
お問い合わせ先
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