「学生参画/スチューデント・ジョブ」スタッフの横顔
留学センター 学生留学アドバイザー
国際教養学部 4年 横田 あずさ(よこた・あずさ)

留学情報を入手でき、相談窓口もある早稲田大学留学センター Waseda Global Gate(早稲田キャンパス 22号館 1階)にて
キャンパスで学びながら、大学の価値向上につながる活動に参画したり、働いたりする学生たち。このように、大学で重要な役割を担っている「学生参画/スチューデント・ジョブ」にはどのような学生が、どのように携わっているのか、彼らの横顔を紹介します。今回は、留学センターで活動する、国際教養学部4年の横田あずささんの日常を紹介します。
Q. 学生参画/スチューデント・ジョブにはいつから関わるようになりましたか?
3年生だった2022年8月からです。
Q. 始めたきっかけは何ですか?
留学を単なる思い出の一つとしてとどめておくのはもったいないという思いから、在学中に何か留学経験を生かせる場面はないかと考えていたときに、留学センターからのメールを通して学生留学アドバイザーというスチューデント・ジョブに出合いました。自分が体験した留学の大変さやそれをはるかに上回る楽しさを発信したり、留学前に不安を抱えている学生の支えになったりできるような活動内容に魅力を感じ、即座に参加を決めました。
Q. どのような活動をしていますか?
在学生や高校生に向けて留学の魅力を発信するイベントや、留学を控えた学生の不安解消に役立つイベントの運営が主な仕事です。昨年度はオープンキャンパスで高校生の留学相談に乗ったり、毎年恒例の「出会わないと」という留学予定者と留学経験者を対象とした座談会形式のイベントの運営リーダーを務めたりと、さまざまなイベントに携わりました。各イベントにはコアメンバーまたは協力メンバーとして関わるのですが、自分がコアメンバーとして関わっているイベントが迫ってくると週8時間ほど活動に費やすこともあります。それ以外の期間は週に多くて2時間ほど活動しています。
写真左:2022年8月、オープンキャンパスで高校生を対象に留学相談を行った際のスタッフと共に
写真右:2023年1月、「出会わないと」運営スタッフと共に。上から2段目、右から2人目が筆者
Q. 活動を通して感じたことを教えてください。
皆で1つのイベントを作り上げることの楽しさを心から感じました。一方で、イベントの裏側には運営スタッフの地道な努力が隠れているということも実感しました。この活動を始めるまでは、イベント運営という言葉に対して華やかな印象を抱いていました。ですが実際は、一つのイベントに向けて1~2カ月間コツコツと準備を行い、時には地味な作業を伴うものでした。「出会わないと」で初めてリーダーを務めた際には、われながら至らない点も多かったと思います。コアメンバーの皆さんや留学センターの職員の方の協力あって最後までやり遂げることができました。
そしてイベント後にたくさんの満足の声をいただいたり、参加者アンケートで「不安が解消された」などのコメントを目にしたりすると、確かに誰かの挑戦の後押しができているのだというやりがいを感じるとともに、次の活動へのモチベーションも湧いてきます。
Q.学業とスチューデント・ジョブ、サークル活動など、複数のことを両立させるためにどのような工夫をしていますか?
どのイベントにコアメンバーあるいは協力メンバーとして携わるかは自分で選んで決めることができるので、スケジュールと相談して両立できる範囲内で活動に参加しています。現在は就職活動で多忙なため、コアメンバーへの参加は控え協力メンバーとして活動し、就職活動が終了したら、学生留学アドバイザーの仕事により注力したいと考えています!
Q.活動に関する今後の抱負や、チャレンジしようと思っていることを聞かせてください。
今後の抱負は、より多くのイベントに関わってたくさんの学生の力になることです。また、卒業までに自分で1から新たなイベントを作ることにもチャレンジしてみたいとひそかに考えています。学生留学アドバイザーの活動を通して、留学に興味や憧れはあっても何となくハードルが高くて一歩踏み出せないでいる学生や、留学に行くことは決定したけれども同期や先輩とのつながりがなくて不安を感じている学生の背中を押せるような存在になりたいです。
授業期間中の1週間の過ごし方

イベントにコアメンバーとして関わっていた2023年1月頃の1週間