新型コロナウイルスの感染拡大が収束しない中、「早稲田祭2021」運営スタッフは始動しました。
600人を超える運営スタッフの組織内では、それぞれが早稲田祭運営の複雑な歯車の一角を担い、相互に連携しながら動きます。当日の会場をさばく人、企業や地域と早稲田祭を結びつける人、運営スタッフ自体を支える人…数え上げれば切りがありません。
もちろん、運営スタッフだけでは活動が成り立ちません。私が所属する広報部門でいうと、運営スタッフからの依頼内容を編集して記事にしたり、早稲田祭の当日に取材をするメディアの皆さま、公式SNSを見てくれる一般の皆さまなど、たくさんの人との関わりが、早稲田祭の広報を支えています。
そして、パフォーマンス、芸術、学問など、自分の興味関心に打ち込む早大生一人一人が、早稲田祭という大舞台を心待ちにしています。
人と人とのつながりが早稲田祭を紡ぎ、早大生の思いが早稲田文化を創り上げている。早稲田祭が形を成していく過程を間近で見る中で、そう強く感じました。
“それでも共に”
人と人との距離は遠くなり、そのつながりが見失われがちな今。それでも共に、この祭を創り上げたい。それでも共に、感動を皆さまと分かち合いたい。その思いで私たち運営スタッフは活動しています。
それぞれの「好き」に情熱を注ぎ今を時めく早大生が、輝く場所を。不安定な時代であっても、今、新たに創り上げたい。綿々とつながれてきた早稲田祭のMissionを受け継いで、早稲田祭2021が、幕を開けます。
「早稲田祭2021」運営スタッフ・政治経済学部 1年 佐藤 知穂(さとう・ちほ)
早稲田祭2021 公式Webサイト:https://www.wasedasai.net/