小野崎 香織(おのざき かおり)


▲研究生活に連れ添うもの① 学会はモチベーションの上がる場。初心にかえります。
そこで、性質の知ら れている軌道をいくつかつなぎ合わせることで小惑星への軌道とし、また燃料消費の少ない軌道を選ぶことで設計を行います。
研究では、 「三体問題」と呼ばれる探査機が二つの天体から重力を受ける場合について注目し、軌道をつなぎ合わせます。「三体問題」には複雑な軌道を生む構造が隠され ていて、それを利用することで燃料消費の少ない軌道を見つけます。

▲研究生活に連れ添うもの② 数値計算でのエラー除去の際には、音楽が欠かせません。
「三体問題」は数学、「燃料消費」は工学と複合的な研究なので、双方の知識を生かすこと が面白みでもあり、また難しさでもあります。私は、結果が目に見える数値実験に走りがちなので、理論的に原因を追求するよう常々心掛けています。
本格的な研究は始まったばかりで試行錯誤の日々ですが、アクティブに動くことでオリジナルな研究成果を出すことを目標としています。

▲研究生活に連れ添うもの③ パソコンは主戦力です。これが無いと何もできません。