Waseda Weekly早稲田ウィークリー

特集

早稲田の「成長の場所」で自分を磨こう! 早稲田流キャリア支援

早稲田流キャリア支援 by 早稲田大学キャリアセンター 早稲田の「成長の場所」で自分を磨こう!

キャリアセンター長 笹倉 和幸 (ささくら かずゆき)

間もなく12月。就職活動の季節がやってきます。そして、これから就職活動をする学生の皆さんにとっては、緊張と不安の季節です。

でも、大丈夫です。なぜなら、皆さんの先輩たちもそのような緊張と不安の中で就職活動を行い、うまく乗り切ってきたからです。先輩たちはなぜそうできたのでしょう。それは早稲田大学で人間として大きく成長し、それが社会(会社?)に認められたからです。これから就職活動に臨む皆さんも、入学してから勉学や課外活動を通して多くのことを学んだはずです。そして今振り返れば、それが自分自身を高めてきたことを実感できるでしょう。ですから、自信を持ってください!

今週の『早稲田ウィークリー』では、1年後、2年後に就職活動を迎える皆さんにも役立つ早稲田大学のキャリア支援を特集します。早稲田大学にある「成長の場所」の紹介など、参考になるものばかりです。ぜひ読んでみてください。

■「みらい設計」ストーリー

政治経済学部 国際政治経済学科卒業 早稲田未来さんの場合

大学時代に積極的に学び、社会と交わり、考えを深めた早稲田未来さん。学生生活を通して得た知識や経験が、社会人として働く彼女の土台となっています。喜びからも苦労からも多くのことを吸収し、成長を続ける未来さんの歩みをたどります。

Scene 1 (1年生)  「世界の中の日本を知る」
・国際問題に関心があり、国際政治経済学科に入学。
・基礎科目「国際関係論入門」を履修。
・日本が世界のためにすべきことについて考え始める。

Scene 2 (2年生)  「自分の興味を発見!」
・WAVOCオープン科目「途上国の農村開発」を受講。
・外国での体験学習を通して、役立つ現地開発とは何かを考える。
・国の発展には教育が最も大切だと実感する。

Scene 3 (3年生)  「夢の形が見えてきた」
・将来は国際開発に関わる仕事をしたいと思い立つ。
・語学習得のため、オープン科目「Discussion Tutorial English」を受講。
・留学センターのプログラムで海外の大学へ短期留学。

Scene 4 (4年生)  「大学での教育と経験を未来の自分へつなげる」
・キャリアセンターで就職相談し、進路のアドバイスをもらう。
・途上国でインフラ整備を行う商社に就職が内定!
・4年間の集大成であるゼミ論文「途上国と都市開発」が完成。

Scene 5 (社会人5年目)  「大学時代の経験が支える今の自分」
・念願のインフラ事業部に配属される。
・海外現状視察では異文化理解の難しさに直面。
・現地の人との地道な交渉が実を結び、計画実現へ進む。

Scene 6 (社会人8年目)  「目標に向けてますます邁進」
・途上国の道路建設プロジェクトが成功し、学生時代の目標が叶う。
・大学で多くの挑戦を通して身に付けた力は今でも自分の基本と実感。
・今後も仕事を通して経験を積み重ね、成長していきたい。

キャリアセンターが行う
■低学年向けセミナー

自分自身を成長させるには学生生活を充実させることが大切。もしあなたが「何となく不完全燃焼」「社会に出るのが不安」と思っているなら、キャリアセンターが実施する「夢中になれることが見つかるセミナー」「進路・仕事を考えるセミナー」「将来を考えるセミナー」に参加しませんか。本年度実施したものは、Course N@viの「キャリア・就職支援講座」で閲覧可能です。

「夢中になれることが見つかるセミナー」に参加して
文化構想学部1年 森山 健太 (もりやま けんた)

セミナーでは「いつ行動を起こすのか?」という強い問い掛けがあり、大学生は自ら行動することが最も大切だと学びました。そこで、大学の「プロフェッショナルズ・ワークショップ」に参加し、多くの人と関わることで、自分が進むべき方向性が見えた気がします。林修氏の「今でしょ!」は、人生における真実の一端を見事に指し示す言葉だと実感しました。

学内にある「成長の場所」の例

早稲田大学には皆さんが人間的に成長するために役立つ場所、すなわち「成長の場所」がたくさんあります。ここではそのような「成長の場所」を通して、人生を生き抜く力を身に付けている3人の学生をご紹介します。「成長の場所」の情報については、『早稲田ウィークリー』「学生応援宣言」もぜひご覧ください。

・オープン教育センター 教養を深める場所
・留学センター 海外経験を積む場所
・ライティング・センター 書く力と考える力を鍛える場所
・国際コミュニティセンター (ICC) 世界とつながる場所
・競技スポーツセンター スポーツを通じて人格形成する場所
・平山郁夫記念ボランティアセンター (WAVOC) 社会の問題に挑む場所
・レジデンスセンター(学生寮) 共に学び生活する場所
・インキュベーション推進室 ビジネスを生み出す場所
・障がい学生支援室 他者を深く理解する場所
・男女共同参画推進室 多様性について考える場所
・エクステンションセンター 就業力を高める場所
・キャリアセンター 未来設計を考える場所
・教育学部教員就職指導室 教員を目指す場所

■国際コミュニティセンター(ICC)

気軽に異文化交流ができます!
文化構想学部1年 岡田 奈々(おかだ なな)

外国人と話した経験が少なく異文化交流にためらいがありましたが、ICCで留学生と気軽に会話を楽しむ中で気負う必要はないのだと感じました。「ジャパニーズ・カルチャー・ウィーク」で浴衣の着付け体験のサポーターをした際、留学生が喜ぶ姿を見て日本文化の魅力を再認識し、身近な日本文化を見直すきっかけになりました。

■レジデンスセンター

寮生活で実践的なスキルが学べます!
基幹理工学部2年 佐々木 大輔 (ささき だいすけ)

田無学生寮のSocial Intelligence プログラムでは社会で活躍するためのさまざまなスキルを学びます。「日本の地域特産品の魅力を台湾へ伝達せよ」をテーマにした台湾研修では、1年間学んだスキルを存分に発揮することができました。充実したインプットとアウトプットの場を通して、「思考し行動すること」の重要さと難しさを学びました。

■ライティング・センター

学術文章の書き方が身に付きます!
政治経済学部4年 堀 純子 (ほり じゅんこ)

自分の文章を第三者の目線から丁寧に見てもらえるのは貴重です。何度も通ううちに、学術文章の書き方が自然と身に付いてきました。自分では「完璧!」と思っていた文章でも、気付くことがたくさんありました。文章の構成を決める手助けもしてくれます。1年次に書いたレポートとの違いに自分でも驚いています。

キャリアセンターを利用しよう!

キャリアセンター(学生会館(30号館)3階)では、就職活動支援の他に、「みらい設計」という名称のキャリア形成支援を行っています。基本的な考え方は、低学年のうちから充実した学生生活を送ることで、社会に出るための基礎力を身に付けるというものです。具体的には、『みらい設計ハンドブック』の発行、「みらい探しセミナー」「資格が必要な仕事セミナー」の開催、各種インターンシップの実施、専用ブースでの個別相談などです。また、卒業後の働き方を考えるキャリアデザインの図書も充実しています。キャリアセンターを利用して、学生生活をより一層充実させてください。

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/weekly/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる