Waseda Weekly早稲田ウィークリー

特集

留学応援特集 今こそ、世界へ一歩踏み出そう!

競技ダンス大会直前、チームメイトと

早稲田大学では世界各国の協定校との多彩な留学プログラムを提供しています。本特集では、留学で大きく自己成長を遂げた学生を紹介します。二人に続いて、皆さんも世界へ羽ばたいてみませんか。

国際教養学部 4年 渡部 恵

 

 

■CASE 1 米ジョージ・ワシントン大学 1年間留学

国際教養学部 4年 渡部 恵 (わたなべ めぐみ)
小学6年生のときに映画『ターミネーター3』を観て英語に興味を持ち、中学生のときに海外留学を志す。高校2 年生のときに2週間のオーストラリア留学を体験。もっと英語を話せるようになりたいという気持ちを強めた。

・1年次 春学期

【留学準備】 ・語学力強化・TOEFL試験対策

もっと英語を話したい!SILS授業で英語漬け
所属の国際教養学部(SILS)では、1年間の海外留学がカリキュラムに含まれる。留学生や帰国子女に交じって英語での授業を受けながら、出願に必要なTOEFL受験のために英語力強化に努める。市販問題集の他、大学でのリスニングやチュ ートリアル・イングリ ッシュなどの授業もTOEFL対策に。


・1年次 7月~

【出願準備】  ・TO EFL受験・秋の留学フェア参加
・ 学内選考:出願必要書類提出
相談を重ねて出願大学を決定

 7月に受験したTOEFL の結果が8月に発表となり、そのスコアから出願できる大学選びを開始。アメリカで政治が学べ、日本人留学生の少ない大学に的を絞る。学生留学アドバイザー主催の「相談ウィ ーク」や留学センターなどで情報を収集するとともに、SILSの教授にも相談して出願大学を決定した。

・1年次 12月~

【出発準備】 ・候補者オリエンテーション
・派遣先大学:出願必要書類提出
・派遣先大学:入学必要書類提出

    ・ 渡航準備 (ビザ、航空券など)
留学先決定!書類準備に追われる

 12月、学内選考の合格通知を受けた後は、留学センターの担当者と共に派遣先大学への正式な出願手続きを進める。留学生向けの「早稲田大学学生交流奨学金」申請もこの時期に。また、ジョージ・ワシントン大学のあるコロンビア特別区で義務付けられているワクチン接種のため、2~3週間に1回のペースでワクチン接種を行う。

・2年次 8月~
留学生活スタート

習うより慣れよ 飛び込めば何とかなる

スペイン人のルームメイトとピクニック

 韓国人、フランス人、スペイン人学生との4 人部屋に入寮。1週目は留学生オリエンテーションを受け、2週目からは留学生向けの英語ライティング授業以外は、現地の学生と同じ授業がスタート。

社交ダンスクラブに飛び込み
現地の友人を増やしたいと思い、飛び込みで競技ダンスのクラブに参加。1~2週間に1度はダンスパーティに出席したり、競技大会でオハイオ州まで遠征するなどかなり熱中した。クラブの友人とは、休日にショッピングをしたり、ボストン、ニューヨークへ旅行をするほど仲良しに。

議員事務所でインターンシップを経験

インターンシップ先の担当議員と

半年経って授業や生活に慣れてくると、新たな体験を求めて米国議事堂にある議員事務所のインターンシップに挑戦。有権者からの電話応対や議事堂の見学案内などに従事した。面接で自分の思いを伝え、それが通じて採用された経験から、英語力に自信を持てるようになった。


後輩への応援メッセージ

私が留学で得たものは寛容さ。自分が少数派になる経験をしたことで、いろいろな人の考え方を認められるようになりました。帰国後に済州島での短期プログラムに参加したのも、多くの人と関わりたかったから。韓国と中国の学生との交流を通して、国際交流に必要なものが言葉だけではないと知りました。留学は人生に変化をもたらす大イベント。新たな自分を発見したい人にお勧めしたいですね。

■CASE 2 米ポートランド州立大学 1年間留学
創造理工研究科 修士課程 2年 李 稔杰 (り れんじぇ)

創造理工研究科 修士課程 2年 李 稔杰

 中国・重慶出身。小学6年から中学3 年まで日本で学び、現在は留学生として早稲田大学に在籍。2年生で参加した国際コミュニティセンター(ICC)のイベントで、英会話にあまり対応できなかったことから留学を考える。

・1~2年次

不安や悩みを克服して

2年越しで留学を決意所属していた創造理工学部は通年のゼミがあ

り、また、大学院への進学を考えていたため、留学スタート時期や期間、資金面で悩んでいた。しかし、留学フェアで何度か相談するうちに留学への意欲が高まり、2年次には友人たちに留学に行くことを宣言して回り、必ず実行するよう自分を追い込んでいった。

・3年次 5月~
【出願準備】・TO EFL受験

        ・秋の留学フェア参加
・学内選考: 出願必要書類提出

出願に向けて語学力を磨く

 3月にスタートする、ポートランド州立大学(PSU)のTSAプログラムに出願することを決意。TOEFLの問題集をこなすとともに、ICCイベントで留学生と積極的に英語で会話をしたり、NHK語学番組を活用して英語力の向上を目指す。5月と8月に受験したTOEFL のスコアをもとに10 月に出願。

・3年次 12月~
【出発準備】 ・候補者オリエンテーション
・派遣先大学:出願必要書類提出
・派遣先大学:入学必要書類提出

留学生向けイベントで情報を収集

 学生留学アドバイザー主催のイベント「出会わナイト」に参加し、実際にPSUに通っていた学生から、授業プログラムの組み方や、持っていくと便利な物、スーパーに近い寮の情報など具体的なアドバイスをもらう。また、留学生向けの奨学金の申請や、留学費用のためのアルバイトもこの時期に行った。

・4年次 3月~

留学生活スタート

今、ここでしかできないことにチャレンジ!

寮では自炊で節約!

 寮では中華包丁を持ち込んで1週間分の料理をまとめて作るなど自炊を徹底。大学では、ボーリングや映画制作、ジャズ専攻科のドラム演奏など、PSUならではのユニークな授業に積極的に挑戦した。

ヒップホップダンスのクラブに参加

バスケットボールやダンスを通して現地の学生と交流

週4~5回は現地の学生とバスケを楽しんだ

 PSUはバスケットボールのコートやジム設備、プール、ダンススタジオなどが自由に利用でき、週に4~5回は現地の学生と汗を流した。また、もともと興味を持っていたヒップホップダンスのクラブにも参加。せっかく留学に来ているのだからと何にでもチャレンジした。

全米横断・縦断一人旅でタフさを獲得
大学の休暇中に、一人でアメリカを横断・

全米横断・縦断一人旅にチャレンジ

縦断して米国内を見て回った。この経験によって英語力だけでなく、どこに行ってもやっていけるという自信がつき、帰国してからも東南アジアに1カ月半の単身旅行に出掛けるなど、積極的に行動をするようになった。

 

後輩への応援メッセージ
 海外から世界を見ることは大きな経験になります。私は留学を体験して自分の意見を言う勇気と明るさを身に付けました。それは人との壁を崩す力になります。経済面や卒業時期の遅れで悩む人も多いと思いますが、その分将来の自分に返ってくると思います。今、私は学生留学アドバイザーのボランティアをしていますので、少しでも留学したい気持ちがあるなら、気軽に相談しに来てください。

留学センターが提供する多彩なプログラム

1. 交換留学プログラム

大学協定、もしくは学部・大学院の箇所間協定により、400以上ある協定校の正規課程で専門科目を学ぶ。

2 .中期プログラム

語学力強化が中心。費用や学部カリキュラムとの兼ね合いで長期留学が難しい学生にお勧め。

3 .短期プログラム

留学準備、語学学習&異文化体験が中心。(夏休み・春休み)

4 .TSA(Them atic Studies A broad)プログラム

テーマに基づいた学習をする。現地の大学での授業を補助する語学力向上のためのサポートが多く存在。

5 .ISA(Individualized Studies A broad)プログラム

派遣先大学の通常プログラムの中である程度自由に科目履修できる。交換プログラム同様、現地大学の正規課程で科目を履修。

6 .ダブルディグリー・プログラム

在学中に海外の名門校に留学し、所定の要件を満たせば、早稲田大学と留学先大学の二つの学位を取得できる。

7 . グローバル・リーダーシップ・フェローズ・プログラム

米名門大学への留学や米大学からの留学生との「日米共同ゼミ」の他、学部4年間にわたり、特別カリキュラムを通しリーダーとしての素養を身に付ける特別プログラム。

留学センター職員 那須 孝


留学センター職員
那須 孝 (なす たかし)
近年、若者の内向き志向が指摘されていますが、早稲田大学では派遣留学生数は年々増加し、年間約2,500人が世界中にある協定校へ留学しています。私自身、国際教養学部在学中に1年間留学して視野が広がり、人生観が変わりました。少しでも留学に興味があればご相談ください。自分に合うプログラムがき っと見つかりますよ!

春の留学フェア&夏季短期留学プログラムl募集説明会

・留学説明会(2014年度春派遣留学募集説明会含む)
①5/10 (金)14:45~ ②5/11 (土)10:00~
③5/11 (土)14:00~

・2013年度夏季短期留学プログラム募集説明会
①5/10 (金)12:20~ ②5/11 (土)12:30~
③5/11 (土)16:15~
詳細は留学センターWebサイトで
主催:留学センター 03-3208-9602

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

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