いきなりですが、「哲学」とはなんでしょうか。「文学部に設置されて、難しくてムダなことをひたすら考えている学問」という認識をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
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/確かに、その認識は間違いではありません。2500年にわたる哲学史において、多くのことが考えられました。その過程で、ある理論は自然科学へと、またある理論は社会科学へと家出してしまいました。そしてまたある理論は下火になってしまいました。もしかすると、現代において「哲学を学ぶ意義」はそこまで大きくないのかもしれません。
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/しかし、それだけなのでしょうか。私たちの周りには、まだまだ考えるべき思考の沃野が広がっているように思えます。たとえば、「意義」とはなんでしょうか。「ムダ」とはどのようなものでしょうか。もっと日常的なテーマでいえば、「大学」とはなんでしょうか。「早大生」とはどのような存在でしょうか。
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/こういった「日常に広がるあれこれ」を「てつがく」していくことを目標に、「ゆるりと！てつがく！」は発足しました。当会では、哲学対話と哲学学習を通して、自分なりの世界に対する考え方を構築していくことを目標にしています。哲学に興味のある方も、見物目的の方もぜひいらしてください。歓迎いたします。